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活動報告
被爆者の残された課題
− 被爆81周年原水爆禁止世界大会・長崎大会 −
8月7日から9日にかけて「核も戦争もない平和な21世紀に!」をスローガンに被爆81周年原水爆禁止世界大会・長崎大会が被爆地長崎で開催されました。8月7日に開会総会が、8日には分科会、ひろば、フィールドワークが、そして9日には閉会総会、非核平和行進が行われました。
長崎県被爆二世の会(県二世の会)では、8日の午前中「戦争と原爆の遺構めぐり(フィールドワーク)」を行い、爆心地公園をスタートに次の4つのコースに分かれて原水禁大会参加者を案内しました。
@中国人原爆犠牲者追悼碑→浦上刑務支所→山里小学校→白山墓地→如己堂
A浦上天主堂→医大門柱→長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼碑
B長崎原爆朝鮮人犠牲者追悼碑→被爆大楠→被爆鳥居→坂本国際墓地
C防空壕→三菱兵器住吉トンネル工場跡。
約50人が参加しました。
また、8日午後には、長崎県勤労福祉会館4階大会議室において第4分科会「ヒバクシャT−被爆者の残された課題」が開催されましたが、県二世の会も参加しました。分科会では、はじめに池田章子長崎市議会議員が、「「被爆体験者」は被爆者だ−被爆体験者問題の現状と課題−」と題して講演を行い、被爆体験者は被爆者だ!差別の放置は許されない、政治的解決をと訴えました。次に原水爆禁止日本国民会議の金子哲夫共同議長が、「被爆者はどこにいても被爆者=在朝被爆者問題の現状と課題=置き去りにされている在朝被爆者」と題して講演を行い、今年3月に朝鮮被爆者協会から届いた手紙の中で「一刻も早く全ての被害者及び遺族、子孫の納得できる徹底した補償措置を講じるべき」と書かれていたことを紹介し、日本政府に解決への道を拓かせようと訴えました。そして、最後に全国被爆二世団体連絡協議会(全国被爆二世協)の崎山昇会長(筆者)が、被爆二世が置かれた状況や全国被爆二世協の活動を報告し、被爆二世集団訴訟を踏まえて、被爆者問題議員懇談会と連携し、被爆二世問題の解決を国民的課題に押し上げ、市民の皆さんの支援のもとに、被爆二世に対する国家補償を明記した被爆者援護法の適用をめざすこと、被爆二世も高齢化し、最高齢が80歳であり、被爆二世に対する被爆者援護法の適用は喫緊の課題であることを訴え、理解と支援、協力をお願いしました。
そして、9日9時から県立総合体育館で開催された閉会総会では、「いまだ被爆者と認められない「被爆体験者」問題や被爆二世・三世の遺伝的影響の問題、日本に強制的に連れてこられ被爆した朝鮮半島出身の被爆者、とくに在朝被爆者の補償問題といった残された被爆者問題の解決をはかる運動を、引き続き進めていきます」という表現が盛り込まれた大会アピールが採択されました。
(文責:長崎県被爆二世の会 事務局長 崎山昇)
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