2004年 年賀状
迎春
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
ファティーに代わり 旦那より
2004年 元旦
ファティーが逝ってしまいました
その内、道に迷って帰って来るのではないかと
思っておりましたが、どうやら無事に着いたようです
姿を見る事が出来巻くなり寂しくなりましたが、
何故か以前にも増して、身近に居るようになりました
たかが、雑種のバカ犬・・・・
天国(多分)への引っ越しが
落ち着いたら便りをくれる事と思います
ファティーありがとう
すかりドライアイが良くなりました
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2004年 寒中見舞い
寒中お見舞い申しあげます(2003年12月3日)
あれぇ〜旦那と女将さんが泣きながら、我輩の頭をなでているぞ。
尻尾を振って応えなきゃぁ〜。一生懸命に尻尾を振ろうとするのだが
動かない。何だか変だ。まるでもう一人の自分が居るように見える。
・・・・ウン!そうか、我輩は死んだのだ。
我輩からは旦那の声も、女将さんの姿も、そして、
我輩の亡がらまでもよく見える。でも、我輩の姿は見えないらしい。
この日から旦那は酒をやめた。
正月を八ヶ岳で過ごすために旦那は出かけた。
何時もなら、留守番の我輩だが、何故か旦那の近くに居る。
なのに、遠く離れた女将さんまで見える。
大晦日に旦那が始めて酒を飲んだ。1ヶ月にも満たない禁酒であったが、
「限りなく三日坊主」がモットーの旦那にしては上出来だ。
山は雪でおおわれ寒い。旦那はオーバー手袋をかなぐり捨て、
岩場をアイゼンをきしませながら必死に登る。
どうやら、我輩の居る世界には、まだ来たくないらしい。
旦那も女将さんも、時折さみしそうな顔をする。
我輩は頭をこすり付ける。尻尾を振る。じゃれつく。
でも、やっぱり伝わらない・・・。我輩もさみしい・・・・
2004年1月29日 犬のファティーより
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