2005年 年賀状

明けましておめでとうございます 最近旦那は胃の調子が悪いらしい。毎月家計が大幅な赤字では無理も無い。 昼寝三昧の毎日を送っていた我輩が言うのも何だが、 少しは仕事をすれば良いと思うのだが「一日が、アッと言う間に過ぎていく」と ぼやきながら遊びほうけている。数十年ぶりに若い頃の山仲間が集まった。 みなさんの輝かしい人生のお話が続いた。旦那の番だ。 「お久しぶりです・・有田です」と話し出したのだが、我輩は、聞き逃さなかった。 輝かしい事が何も無く、暗くなっていた旦那は危うく、・・ヒロシ・・です・・・と口走る所だった。 只、ひたすら後悔と悔いの山を築いて来た旦那も「我が人生に悔い無し」と 〆たいに違いない。でも、もう一発逆転はあり得ない。・・ 只、極度に痴呆が進めばあり得るかも・・・・・・ 旦那が、写真の整理をしている。涙ぐんでいるようだ。 人間も長く生きていると楽しい思い出ばかりではないらしい。 たぶん、我輩の写真でも見たに違いない。 女将さんは韓国へ、旦那は山へ、 女将さんのスタンプ帳にはスタンプがペタ々!。 旦那のは今だに真っ白だ。 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます  2005年 元旦    犬のファティーより(天国から・・)

2005年 暑中見舞い 

暑中お見舞い申し上げます。 我輩には信じられない。散歩の時に目を合わさないようにして、通り過ぎていた。 でっかくて、こわおもての秋田犬が、旦那に尻尾を振って餌をねだったりしている。 犬は見かけによらず良い奴だったようだ。我輩も友達になってやれば良かった。 あれは、何所にあるんかい あれ、言って何ね あれ言や〜あれよ あれじゃぁ分からん こんな会話が飛び交う今日この頃、 退職して早2年、森林組合のアルバイトがよほど気に入ったのか、 5日間のチエンソーの講習会に行くらしい。 講習会の成果を生かす機会があればいいが・・あぁ〜暑い。 よくもこんなに暑い下界で我輩、13年間も生活したものだ。 旦那の事も、女将さんの事も知ったことじゃない。天国で昼寝だ。 下界の皆さん、ご自愛ください。  犬のファティー(天国より) 炎暑厳しき折から、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます   2005年 盛夏