研修計画の概要

1 研究主題 「自ら学び、たくましく未来を拓く生徒を育てる教育の創造」
          〜確かな学力と人間力の向上を目ざして〜

2 研究主題設定の理由
 本校は、平成14年度から3年間、文部科学省「学力フロンティア推進事業」における学力向上フロンティアスクールの指定を受け、少人数指導や理解や習熟の程度に応じた指導など、生徒一人ひとりの実態に応じたきめ細かな指導の一層の充実を図るための実践研究を推進してきた。
 また、17年度はキャリア教育推進事業の指定を受け、職場体験学習の充実を中心に研究、実践してきた。18年度と19年度は、文部科学省「豊かな体験活動」の指定を受け、小学校や高等学校と連携して、小学校との授業交流や高校に出向いてりんご栽培等を実践してきた。
 これまで、授業研究の回数を増やすとともに、保護者や外部の「授業評価」も積極的に取り入れ、授業改善に役立てる取組や、各教科の授業研究を深めるために、阿東中との研究授業交流や合同授業を実施する取組を行った。
 そして、阿東町が文部科学省のキャリア教育実践プロジェクト事業における「キャリア・スタート・ウイーク推進地域」の指定を受けたことを契機に、生徒が生涯にわたってたくましく「生きる力」を身につけるために、「キャリア教育」の工夫・実践に取り組んできた。この5年間の取組を受け、昨年度は、これまで積み上げてきた研究成果を定着させるべく整理し、さらに授業改善の試みを蓄積していくことを中心に考え、さらには、「学力向上プラン」を新しく作成し、実践に努めてきた。
 また、近年、生徒同士の人間関係づくりがうまくいかないことからのトラブルが多く発生したことから、人間力の向上を目ざした取組を強化することの重要性が増してきた。このような人間力の向上を図る取組の中心に「人間関係づくり実践プロジェクト」の推進校として指定を受け、研修に取り組むことにした。
 これらの取組によって、確かな学力の向上を目ざし、併せて人間力の向上を図ることによって、自ら学びたくましく未来を拓く力が育つのでないかと考える。

3 研究仮説
 これらのことを受けて、今年度は以下の項目を重点に研修を進めていきたい。
 @授業研究や授業評価を基に、授業の工夫・改善を図れば、学習意欲が向上するのではないか。(授業改善)
 A学力向上プランの改善、実践やチャレンジシートの充実、チャレンジタイムの勧め方の改善を行えば学力の向上が図られるのではないか。(学力向上)
 B人間関係づくりのための構成的グループエンカウンターやAFPYを研究・実践することで、生徒の人間関係形成 能力が向上するのではないか。(人間関係づくり)
 C生徒の興味・関心に基づく体験学習を通じて、主体的な進路選択能力を育成していけば、「人間力」が向上できるのではないか。(豊かな体験活動の充実)

4 研究方法
 @授業評価を生かした授業改善
 A学力向上プランの改善、実践やチャレンジシートの充実、チャレンジタイムの進め方の改善
 B人間関係づくりのための構成的グループエンカウンターやAFPYを研究・実践
 C生徒の興味・関心に基づく体験学習の創造
 ※昨年度実施してきた小中連携、中高連携、中中連携などの活動について工夫・改善していきたい。

5 研究組織と研修計画
  「学力向上」研究部会と「人間関係形成」研究部会に分け、校内研修計画に沿って研究を実践していく。