第十六回 ローマの休日

まことに申し訳ありませんが、
今回はサイトの趣旨と外れて洋画、「ローマの休日」(昭和28年・米国)です。
ずっと書きたいと思っていましたが、
今日(05/12/24)テレビで放送されたので、えいままよと書いた次第です。
ちなみにこの作品は私が19年と少々生きて参りましたが、
洋画では唯一鑑賞した作品であります。
いつもなら粗筋から書くところですが、今回は皆さんご存知でしょうから割愛いたします。

やはり、オードリー・ヘプバーンはとにかく美しい。その上、なんとも可憐でいいですね。
いいですねって、もっと他に言葉がありそうなものですが、
私の語彙の中の言葉ではどれを使っても到底表しきれるものがありませんもので・・・。
また、その容姿もさることながら、声がいいんですよ。高過ぎず、低過ぎず、いい声ですよ本当に。
そしてまた、グレゴリー・ペックが悔しいけれども、これがまたいい男なんですな。

この作品のポイントですが、城を抜け出した世間知らずのお姫様ですね。
王道として、お金の価値がわからないというのがあります。
序盤にブラドリーからお金を借りるところでのアンの受け答えから分かります。
とはいっても、こういうことを書きたてていても面白くありませんので次にいきましょう。

そして、この作品の私が感じた中で最もよかったと思える場面は、最後の記者会見(?)です。
記者から「静養中に最も良かったのはどこか」という質問に答えるアン王女の言葉。
「ROME(ローマ)。なんちゃらかんちゃらROME。」ですね。
この場面でこの言葉。こういうの、好きなんですよ。

ちなみに、カフェでアン王女の写真を撮るときに使った、ライター型カメラは「エコー8」といって日本製だそうです。

今回のレビューは、短い上に、えらくおかしな日本語で書いてしまいました。
その原因は、今回の放送が英語の字幕なしだったことです。
私は英語がさっぱりで、それなら吹き替えのほうを見よとおっしゃられるかもしれませんが、
やはり当人の声のほうがいいというのもまた人情であります。
ですから、今回は台詞をほとんど推理しつつ見ましたので、レビューもまともに非ずということであります。
申し訳ございません。

冒頭にも書きましたが、今回のレビューはサイトの趣旨に外れたものです。
邦画のレビューを期待された方にはお詫び申し上げます。
また次回からは日本映画に戻りますので今回はクリスマス記念ということにでもして、どうぞご容赦くださいませ。
 


蔵松観賞記に戻る