道東の星空撮影に出かけたが!



2019年、冬の十勝地方は、近年にない雪不足で、あちらこちらで黒い土が見える程で様子が違っていた。
当然、いつもの海岸も、砂浜が見えており、氷が少なかった昨年と比べても異常に少なかった。





昨年は、月明かりが有って撮影出来なかった、太平洋から昇る銀河。 3日目でやっと綺麗に晴れてくれた。 昨年は氷がゴロゴロしていたのだが




 
地味ではあるが、冬の銀河が綺麗に立ち上がって見えるのも、この時期である






海岸から20分程度車を走らせると、十勝川の河川敷?にハルニレの木がある
周囲に民家はないが空は明るい、かろうじて銀河は見える。いつか夏の銀河や
北向きで星を回してみたいと思っている。





冬場だけ姿を現す、幻の橋を訪ねて見た  タウンシュベツ橋梁とアイスバブル


以前から写真では見る機会があったが、何となく?簡単に近寄れる所ではなさそうなので、どこの橋なのかあまり興味が
なかった。ところが、雪が降らない事が幸いして、糠平湖のアイスバブルが、ネットのニュースに載った事がきっかけで
糠平湖の奥に掛かる、タウンシュベツ橋梁が、一緒に注目されるようになった。ネットのニュースで知ったのは
渡道の
直前であった。せっかくならどちらも見てみたい。しかしアイスバブルは、積雪があると見えなくなってしまう。
微妙な時期に糠平湖を訪ねる事になった。




湖面から、橋の全貌と北の空を狙ってみた。空が暗いため無数の星が写った。
北極星の高度が低く緯度の違いを実感した。
偶然?調べてみて分かった事だが、西から北へと国際宇宙ステーションが通過していった。





北の空で、冬の銀河がこれだけ見えるとは驚異的である。
毎年、東京からここへ星を見に来るという方と三脚を並べたが、
ここで星を見れば!私もと、言いたくなるが、さて、来年は?





北から南へ銀河が繋がって見える。それも、冬の銀河である。
では、夏はどうかと調べてみたら、夏の銀河が見える時期は、
雪解け水などで増水
し湖面が上がるのと、熊の生息域の関係で
夏場の夜に近寄るのは簡単ではない様だ。

帰りは、写真中央の尖がった山を目標に湖面をひたすら引き返す事になる。





駐車場まで戻ると冬の銀河が西に傾き始めていた。糠平温泉の明かりが
さえぎられるので
、余計に良く見える様な気がした。ここで又悪い虫が騒ぎ始めた!
体力的には限界だが、今回撮影しなかったら、いつまたこんな光景に出会えるか
判らないので!


再度湖面へ降りる事に!



一旦車で休憩した後、アイスバブルとオリオン座を狙って再度湖面に!
この付近だけ雪が風で飛ばされており、かなりの広さでアイスバブルを見る
事が出来た。氷の割れ目が不気味であったが、厚さが50cmもあると聞き
多少不安はなくなったが、氷の割れる音が、頻繁に聞こえ気持ちの良い
所ではなかった。 (手前を自分のLEDライトで照明して撮影しています)



BACK