今年は、大観峰で狙ってみる事になった。


昨年同様、月明かりも無く、天気も良さそうなので、勝手の知れた久住へ遠征する事にした。
ところが、久住飯田高原は、曇りで、ほとんど星が見えない状態。場所を移動してみるが変化なし。
明け方まで時間があるので、一昨年のふたご座流星群の事を思い出して、阿蘇方面へ移動してみる事に。
牧ノ戸峠を越えても雲は厚く、阿蘇方面の視界は良くない。戻るわけにもいかず、ダメもとで、瀬の本高原へ
降りて見ると、星が見え始めた。そのまま、阿蘇大観峰へ移動する事にした。




雲に覆われていた阿蘇五岳が、薄明が始まると姿を現し始めた。5時からこの方角で撮影を開始したので数は少ない。
もっと早く視界が開けていれば、もう少し写ってくれたのではないかと思っている。





東寄りに向けていたカメラに、4時過ぎに大きな流星が飛び込んでくれたが、方向が違う? 残念!





明け方の星の位置に合わせて合成してみたが、なんとも?





明るくなっても、しつこく撮影していたら、運よく明るい流星が飛び込んでくれたが、その半面!
薄明が始まった時間帯に、朝霧を主体に撮影していれば、もっと綺麗な阿蘇谷の情景が撮影出来たのではと、後悔も少し。


秋に何度か立ち寄った事は有るが、阿蘇谷に霧が掛かる事は無かった。この日も沢山の流星見物や、日の出を目当てにか
観光バスまで上がって来た。この時期に珍しい光景であるが、これも異常気象のせいか?新年の運試しのつもりで、
出かけて来たが、結果的には良かったのか?今年は、大暖冬!まさに予報通りの光景に、少々この先が不安になった。


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