散策日:平成20年8月17日
ルートマップ:陶の道・若山城登城の道、陶の道を発展させる会作成(0834−63−1983中村宅)
陶の道は、JR山陽本線福川駅を起点に旧山陽道を経由して若山に登り、若山城跡から周南市下上の陶氏居館跡(冨岡公園)まで、500年前の往還道を歩く。その後、建咲院・永源山公園・山崎隊士の墓・山崎神社・勝栄寺などの史跡を散策して、JR新南陽駅に至る全長約10q・5時間のコースである。
コースは、「陶の道を発展させる会」によって、案内標識がきめ細かく整備されていて非常に分かり易い。
地点 | 時間 | 備考 |
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JR福川駅 | 駅前ロータリーのコース案内板に、歓迎の意を感じる。 | |
本陣跡 | 15分 | 旧山陽道の面影が残る。 |
山頂 | 55分 | 若山城跡。山城の構造が実感できる。 |
花河原 | 70分 | 山道を抜けて県道に合流する。再度、山道へ。 |
国道489号 | 25分 | 小畑集落に出る。 |
陶氏居館跡 | 55分 | 冨岡公園。ここまで飲食店無し、弁当持参、飲料も。 |
山崎隊士の墓 | 45分 | 隊士の墓が並ぶ。 |
JR新南陽駅 | 30分 | 勝栄寺から2分。 |
![]() 福川駅 古い駅舎の前に陶の道の案内板がある。陶の道は、駅前交差点を直進し、次の信号を左折する。 |
![]() 田中商店 駅前交差点を直進すると、右側に田中酒店がある。商店内に、ルートマップが置かれている。 |
![]() 本陣跡 旧山陽道を西に歩くと、本陣跡がある。本陣跡の向かいには、土塀の民家が残り旧山陽道の面影が残る。 |
![]() 登山道 国道2号線沿いに登山口がある。登山道は桜並木で、随所に句板が建てられている。句を読みながら登ると疲れが少ない。 |
![]() 展望所 車道の終点が展望所になっている。福川の町がよく見える。山頂まで、残り5分。 |
![]() 若山山頂 若山城の本丸があったところ。戦時には、陶氏の武将たちがここに籠もり対戦した。 |
![]() 西の丸跡 山頂を西に少し下ると、西の丸跡がある。武将道はここから東に進む。 |
![]() 花河原 若山城跡から70分で、県道に合流する。コースは、県道を少し北東に進み、再度東の山道に入る。途中まで、嶽山の登山道と重なる。 |
![]() 小畑集落 暗い山道を歩いたので、小畑集落が明るく見える。国道489号に合流する。国道を南下して左に小畑小学校を見送り、最初の信号を左折すると神上神社に至る。 |
![]() 国道に合流後30分で、神上神社に着く。祭神は、神武天皇である。 |
![]() 富岡公園(陶氏居館跡) 陶氏は大内氏の重臣で、下松の鷲頭氏を討つために吉敷郡陶からこの地に移り住み、ここに居館を構えたとされている。園内に大きな楠がある。 |
![]() 陶興房が両親の菩提を弔うために建立した古刹。毛利元就が寄進した袈裟、尼師檀、血脉袋、念珠、香合、水晶の玉は、市の文化財に指定されている。 |