「山口砂金研究会」

YGSの熱い夏がやってきた(つづき) 

 副会長は、仕事の都合で飛行機にて来北海道(画像は資料画像です)。
平取にある二風谷アイヌ文化博物館へ。
中の展示物は、アイヌ文化を知るのに十分すぎる内容だった。丸木船や、小動物をとる罠ではアイヌの人 々の知恵に感心をした。
帯広に移動中で、なかなか景色のいい場所を発見。占冠村にある赤岩青厳峡
占冠の道の駅では、かつてここで採れたという金塊が飾ってあった。が、後でmorioriさんからレ プリカと聞かされて・・・・・・・・。 
ということで、道の駅「忠類」のキャンプ場にて帯広のM原さん夫婦と久しぶりの宴。おじさんは、相 変わらずお酒大好きだった。
翌日は、大樹町にて久しぶりにM原さんと砂金掘り。おじさんは、新しい揺り板を作っていたが、完成度 はいかがだったのでしょうか。
この日のメイン掘り場。広さを見誤り、1日では掘りきれなかった。一番おいしい場所を残して少し残念 であった。が、そこそこ採れたので満足。でも、きっと一番底には大きなナゲットが眠っていたことと思う。そういえば、ここで掘っているとき、東北方面の砂 金掘り師と出会った。体調が悪いということで、あちこちを見て回っていたようだが・・・その後どうなったのだろう。
翌日は、浜大樹の原風景を見に行く。消波ブロックに昆布が生えているのを初めてみた。
近くには、堀江貴文氏も関係しているという宇宙ロケットの基地があった。何もない原野にぽつりとたつ 大きな建物。なかなかの迫力。
そのそばで、自然のタンチョウ2羽を発見。すごいぞ、北海道!!
しばらく走ると、ナウマン象の化石の発掘現場を発見。発見場所は忠類だが、大樹町とのほぼ境、惜し かったぞ、大樹町!!
海沿いの道を進むと、オフロードライダー憧れの「昆布刈岩」発見。ここで写真を撮ろうと思ったが、い いアングルにできない。そこに、オフロードライダーが到着。お願いしてシャッターを切っていただいた。後でわかったことだが、どうやらその方は林道ツーリ ングの世界では超有名な女性ライダーさんだったらしい。その節は大変ありがとうございました。
この日は一気に納沙布岬まで足を延ばした。間近に見える北方領土の島々。
ここを訪れた人なら、何か考えさせられる場所でした。
次は知床。オンコロ岩に登ると、絶景が眼下に広がり、目線と同じ位置をカモメが飛んだ。
小さな川に、大勢の人が釣り糸をたれていたので、何をねらっているか聞くと「サクラマス」とのこと。 大物をねらい、道の駅にキャンピングカーで車中泊をしながらつる人も大勢いた。
我が家のつりは、「キャッチ&イート」が基本。港の消波ブロックの隙間をぶらくり仕掛けでねらう。餌 を購入することができなかったので、海岸にいる貝を餌に釣る。
副会長の仕掛けをつくり、竿を渡して10秒もたたないうちに「釣れた!」。見ると、まあまあサイズの ガヤ(メバルの仲間)。魚をはずし、餌を付けて渡すとまた10秒もたたないうちに「釣れた!」同じようなサイズ。どうやら、ここで魚を釣る人はほとんどい ないようで、入れ食いの釣り堀り状態だった。あまり釣れても食べきれないので、6匹確保した後、釣り終了。
道の駅情報によれば、近くの川で鮭が遡上しているということで見に行く。急流を上る鮭はいなかった が、流れの緩やかなところには無数の鮭が見えた。そして川底はいい盤が出ていた!
次は能取湖に珊瑚草を見に行く。シーズンは9月だが、その時期は無理なので風景だけでもと行ったのだ が、少しだけ色づいていた。ここ全体が真っ赤に染まるのを一度は見に来たいものだ。
ということで、翌日のことも考えて、一気に西興部キャンプ場に行く。ここは、かつて家族で何度か キャンプした思い出の場所。しかしあれから10年以上が経ち、すっかり整備が進んでいた。
翌日は雨。昨年訪れて、そのすばらしい景色に感動した「朱鞠内湖」を見るためだけにはるばる来たのだ が・・・・。雨に霞む幻想的な朱鞠内湖風景であった。
NHKで放送された羽幌町の炭坑遺構を訪ねてみた。
せっかくここまで来たので、新聞にも載ったSさんの掘り跡を見学した。数カ月は経っているだろうが、 かなりの大穴。今後の砂金掘りの参考にさせていただいた。なお、ここで少し掘ったが、あまりに細かい砂金ばかりだったので、ちょっと残念。
どこのメロンを送ろうか、いろいろ考えたが、北竜メロンに決定!ということで、ひまわりで有名な北竜 を訪れた。
今まで訪れたことのない場所を回ろうということで、増毛を訪問。あまり期待はしていなかったのだ が・・・・・
予想以上に観光客が多く、町並みも古き良き時代を感じるものが多くあった。
一番の目的は、最北の酒蔵「国稀」。副会長に試飲を頼み、おいしい純米酒をゲット!
そうそう、何度も行った富良野、ファーム富田でしたが、今年は新しい発見をした。ここを有名にした丘 に広がる幾筋ものカラフルな色の花畑。現在その場所は、単なるラベンダーの栽培畑になっており、観光客の姿はほとんどない。???。
隣にできたとみたメロンハウスの敷地からの風景。奥に見えるラベンダー畑がファーム富田のあの畑。そ こからはあの畑がよく見えました。
芦別にある、カナディアンワールド公園にも行ってみた。本当は、テーマパークの時に訪れたかったのだ が・・・・・。
これがアンのすんでいたグリーンゲーブルズ。しかし、ここの人の話によれば、来年あたり、この場所は 企業に買収され石炭の露天掘りの予定があるとのこと。この風景も見納め?ちなみに、ここからの帰り、途中の川で30分ほど砂金掘りをしたところ、数粒だが ゲットすることができた。
夜の旭山動物園にも行った。画像は夜のヒグマ。昼間とは違い、活動的だった。
ホッキョクグマも、かなり活動的!
旭川から南下するときに見つけたカムイコタン。鉄道が通っていたらしく、駅舎やSLの展示があっ た。。
川を見ると、いわゆる函。誰かが砂金をとったという話を聞いたような気が・・・・
石炭遺構第2弾。奔別炭坑跡。ここのやぐらはかなり迫力あり。ちなみに、通常はここは立入禁止だが、 この日は特別開放日。NPOのY岡さんという方が、丁寧に対応をしてくださった。そしてなんと偶然に、この方のご先祖は山口県の方だということ。どうりで Yの漢字がついているはず!
建物内部の様子。生々しい廃墟。生活感満載だった。
その後、三笠の博物館を見学。部屋中に大小のアンモナイトがずらーーーーーっと並ぶ姿は圧巻!!
最後のキャンプ地は月形キャンプ場。ここは、料金は安く、温泉もそばにあり、かなり自由度の高い キャンプ場なので、お気に入りの場所だ。
モエレ沼公園という場所にも行ってみた。巨大なガラスのピラミッドが・・・・
公園内には、見たこともないような迫力ある噴水が・・・・・。
そして最終日、札幌を出発して少しドライブ。京極の吹き出し公園で水をくみ・・・・
道の駅「おすこい かもえない」でホタテを買い、近くの海岸でホタテ丼。
ついでに積丹半島の先端まで行き・・・・・・
5時ぎりぎりに余市に到着、ダッシュしてニッカの売店で限定ウィスキーを購入。
最後の夕食は、かつて何度か泊まった青塚食堂で・・・・
ニシン定食を食べた。
こうして、YGSの熱い夏が終わり、暑い山口に戻ることとなった。今年の夏も、北海道各地で様々な人 との出会いや助けがあり、充実した日々を過ごすことができた。さて、来年はどうなるのだろうか????