「山口砂金研究会」

かぶり岩に再チャレンジ、しかし、無念の雨・・・。そして命拾い!

                                                                                      
カムイコタンキャンプ場 いつものカムイコタンキャンプ場。
かぶり岩 ついに「かぶり岩」へ。2年前に行こうとしていけなかった幻の地だ。地元の砂金掘り師の案内により行 くことができた。林道を何度か脇道にそれての行程だった。しかも、車を降りてから少しあるかなくてはならない、熊のいそうな場所だった。知らなければ絶対 に行かない方がいいと思った。もしも行こうと思われている初心者の方がおられたら一人で行くのは絶対にやめた方がいいと思う。生きて帰りたいのならば。ち なみに、「かぶり岩」とは、川に岩がおおいかぶさっているということより名付けられたそうである。私はてっきり岩に波がかぶっているのだと思っていた。
体験場にて かぶり岩を見た後は、息子達をつれて体験場にて砂金掘り。やはりここが安心して砂金が採れる。地元の 方に砂金掘りやネコ板のかけ方、パンニングなどについていろいろ教えていただいた。息子達も一生懸命。
Sさん 体験場には既に先客が数人。そのなかで相模ナンバーのバイクが止まっていた。もしかしたら、ホリオさ んのHPを見ている人かも、と話しかけたらそうだった。しかも、私のHPも見ていただいているとのこと。初対面なのに、親近感を・・・。お話を聞くにつれ て感心をした。5月から砂金掘りをはじめたのに、私とは比べものにならないくらいの成果。体験場で1週間ぐらい掘り続けているということであった。砂金に かける熱意が非常に熱かった。またどこかでお会いしたいですね、Sさん。
歴舟川にて 私もさっそく砂金掘り。「たがき堀り」というの行った。私のカッチャの使い始めであった。この日は時 間が余りなかったので、早々に切り上げてカムイコタンのキャンプ場へ。しかし、このことが不運の始まりであった。その夜、中頓別の砂金堀大会で知り合っ た帯広に住むMさん夫婦と共に大酒を飲んで過ごした。ところが翌日は雨。天気予報でもいいことはいわない。午前中はキャンプ場で過ごしていたが、小降り になってきたので昼食後Mさん達と共に「かぶり岩」へ。誰一人いない川原は、熊がいそうだった。ここでパーーンと一発熊よけをならし砂金掘りを。しかし、 思ったほど採れない上に雨も強くなってきたのでやめることにした。それでも砂金掘りがしたいのでキャンプ場に会員2・4号を連れて行き、私と会員3号で 体験場に行き砂金掘りをした。雨はほぼやみ、数人の方が砂金掘りをしておられた。時間がないので盤上の砂をさらっていたが、成果はあまりなし。そうこうす るうちに、3時過ぎになった。すると地元の方がいろいろ面倒を見てくださり、自分たちが掘った穴の続きをやってみなさいとのあたたかいお話が。長い柄のつ いた大きなカッチャで砂をさらうと、まあまあの大きさの砂金が。会員3号は大喜び。しばらく掘り続けたが、4時になりやめた。この判断により、命が助かっ た!!4時の時点では川の水は澄み水位も変化なし。しかし、キャンプ場に戻って約30分後、川の水位は急激に上昇、濁流が流れていた。もしもあのまま続 けていたら・・と思うとぞっとする。もしかしたら新聞に載っていたかもしれない。歴舟川が暴れ川と呼ばれる理由を身をもって知らされた。歴舟川で砂金掘り をするときには雨には注意!!
その夜は清流祭りに行った。大きな火柱は確かに一見の価値があった。それに続く花火大会。幻想的な花火大会だった。霧が発生し、ほとんど見えない。音がメ インの花火大会は初めてだった。アナウンスの方のコメントもおもしろかった。キャンプ場に戻ると消防署の方が増水の警戒に来ておられあらためてその恐ろ しさを感じた。砂金掘りに未練はあったが、この増水ではしばらくは掘れないと思い、次の場所、南富良野へと向かった。
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