「山口砂金研究会」

2003年北海道の旅

不思議な縁

                                                                                     
新十津川町 仮眠をしながらも何とか新十津川町には8時過ぎに到着。キャンプ場にテントを張り、コンビニで昼食 を調達してから集合場所へ。この場所はあまりにもネット上にて有名になった場所なので、かんたんに現場に到着した。ネット上では知っていても顔を見たこと のない人と集まるのでちょっと不安。morimoriさんとホリオさんはわかるのだが・・・。現場には既に2人の人が。うち一人は相模ナンバーの人。さり げなく挨拶をして名乗ると、ああこの人がHさんだと判明。しばらくしてホリオさん到着。近くの場所で掘るも、ほとんど砂金は出てこない。いままでまわって きた北海道の砂金産地の岩盤はたいてい砂岩か泥岩だったのが、ここではそれらに加えてれき岩ぽい所もある。ホリオさんのHP掲示板の情報によると、どこで も採れるという話だったのに・・・。すこしがっかりしたが、夕張の白金川同様、あまりにも有名になりすぎたせいかなぁと思った。話によると、この付近の他 の川でも砂金は採れるとのこと。誰か新しい有力産地を開発してください。昼前になりmorimoriさん、松田さんが到着。砂金掘りについていろいろ教え ていただきながら楽しい時間は過ぎた。
新十津川町 夕刻、キャンプ場に戻ると、なんと帯広からMさん夫婦が私たちを訪ねてきてくださっていた。その夜 はまた楽しい酒宴となったことはいうまでもない。このときに、Mさんから大切な揺り板と新砂金掘り物語りと砂金掘りという本をいただいた。(というか預か らせていただいたという気持ち)
沼田町化石館 台風によりこの時点で既に計画はぼろぼろ。新十津川の次はどこに行こうかと考えていると、沼田町に化 石館があるとのこと。さっそく向かう。本来ならば、砂白金を求めて鷹泊や沼田町内の川をと考えていたのだが、南富良野での完敗が脳裏をよぎり、化石へと予 定変更。この日は土曜日だったが・・・なんとこの化石館は土日祝日が休みという予想外の出来事。事前の調査が不十分だったとはいえ納得がいかない・・・。 普通休むか?そんな日に!!
明日萌駅 ということで、またまた予定を変更して、小平町に行くことになった。途中、NHKの朝の連ドラの舞台 「明日萌駅」を見物。その連ドラを見ていないので、ふう〜んという感じ。
小平ダム下公園 小平に到着後、小平蘂川や各記念別川を下見した後に、望洋台キャンプ場に行く予定であったが、小平 ダム下公園にテントを発見。テントの人に話を聞くと、どうやらキャンプをしてもいいとのこと。トイレ・水もありきれいな場所なのでここでキャンプをするこ とにした。とっても気持ちのよい場所であった。
小平町 一夜明けると、なにやら会員4号の元気がない。どうやら体調を崩したらしい。しかし、どうしようもな いので片付けをして体を休ませる。会員1・3号はアンモナイトの化石を探すべく、小平蘂川へ。
小平町 ここは事前にインターネット上で大阪のKさんから少しアドバイスをいただいていたので、その場所に 行った。有名な化石の産地らしく、さまざまな靴底のパターンが砂に残っていた。
小平蘂川 そして、初めての沢にはいる。熊避け対策を十分にした後に、2人で沢(たぶん123の沢)を登るが化 石らしいものは発見できず。そのうちに、沢の両側のがけが崩れ、本当にすごいところに来た。こんなところからアンモナイト入りのノジュールが産出するんだ ろうなぁと思いながらも、恐怖には勝てず。そうそうに本流へ。それでも、本流ではアンモナイトの気配を感じることのできるものやサッカーボールの一部分の ような化石をいくつかは採集できた。まあ、化石採集は難しいということがよーーーくわかった。
記念別川 午後は砂白金を探しに。kitaさんからの情報によるとかなりの手強さということで1個でもとれれば いいというくらいのつもりで川に下りた。この川も泥岩の岩盤が出ている。水流が弱いのか、川底には緑色のこけの生えた石が多くあった。また、掘った場所が 悪かったのかもしれないが、砂鉄がほとんどない。もしかしたら、掘る場所が悪かったのかとも思う。それでも結果は、小さい砂白金1個と砂金2個。3号は小 さな砂白金3個と砂金1個だった。こんなものだろうということで、あまり粘らずにここを終わりにした。
苫前町 この後、苫前町の方にドライブをかねて行った。苫前の風力発電所のプロペラの迫力には驚かされた。
留萌町 この日は、留萌の神居岩キャンプ場へ泊まった。
トップページへ