「山口砂金研究会」

2003年北海道の旅

砂金掘りの締めくくりは、今金で

                                                                                     
沼田町 朝、一番に沼田町に戻り化石館を見学した。小さな所だが、内容は充実していた。
ピリカ 今金町ではピリカのキャンプ場。お風呂が結構お気に入り。プールもある。徐々に会員4号も元気に なってきた。
今金 この川も、2年前に来てほとんど採れなかった川である。また、iwさんと初めて出会った場所でもあ る。2年前とはかなり流れが変わっており、どこに砂金が寄っているかわからない。午前中はあちこち探したが、やはりいい場所が見つからない。そうこうする うちに、川上からおじさんが一人。話をすると近所の人で石を集めるのが趣味とのこと。めのうや「さざれ石」というのを採っておられた。また、昔周辺の川の 上流でマンガンをカッチャで掘っていたことなどの話も伺うことができた。
今金 会員4号の体調も少しよくなり、3人で力を合わせての砂金掘り。土砂を掘る手際はよくなったが、ネコ 板の能率が悪く、なかなかはかどらなかった。それでも、(自分としては)まあまあの量が採れたと思う。ここでは小さなものがほとんどだが、長径2mmのが 1個採れた。3人でじゃんけん。こんな時には親も子も関係なし。そして、それは父親のものとなった。
洞爺湖 旅もいよいよ終わり。小樽に行く途中、洞爺湖のそばを通った。正面には昭和新山も見えた。
定山渓 北海道は5度目だが、まだ定山渓に行ったことがない。ということで、昼食をかねて定山渓へ。定山渓で はダム下公園にて雨で濡れたテントを干しながら、流木の無料頒布で白樺の木を入手したりした。
小樽 小樽では「小樽自然の村」の常設テント。
小樽 そして、最終日はお買い物。ベイウイング小樽にて買い物をする。ここならたいていのものは揃う。昼食 は「魚一心」。夕食は子どもの希望により「びっくりドンキー」小樽よしもとも楽しかった。
フェリー そして、フェリーに乗り、北海道を後に。
この旅の前半は雨や台風にたたられてさんざんであったが、後半は天候にも恵まれた楽しい日々であった。砂金掘りに関しては、まだまだ研鑽の余地があること を再認識し、また楽しむことが見つかった。山口に戻り、道具の改良や寄せ場の見方などをしっかり準備して、またいつの日か北海道に砂金掘りの旅をしに来た いと思う。その時は、思いっ切り砂金掘りで。
帰りの船の中、帯広のMさんからの本2冊、渡辺良作と辻秀雄についての本を読んだ。砂金がまた掘りたくなってきた。