「山口砂金研究会」

2004年北海道砂金掘り旅について

北海道の旅の終わりは夕張にて締めくくり。ここでの目的はずばり「砂白金」。数年後 にはダムのそこに沈み今しかサン プルが採れないということで、多くの人が訪れているそうなので、かなりの困難が予想されるが・・・・

この橋を、もう一度見たいと思いながら、渡っていきました。白い橋です。
この川に訪れたのは、これで何度目でしょうか?昨年は雨が降ったために、砂金掘りをほとんどしなかったのですが、今年の天気は最 高!!これで砂白金がたくさんとれれば文句なし!!!!
ここでは、神戸から来た砂金掘り師、M木さんと出会った。橋の上にタクシーが止まり、人影が・・・。程なく河原に降りてこられお話を させていただいた。白金を掘りに来られ、翌日は夜行列車にて浜頓別のフェスティバルへ参加されるという。砂金の魅力に取り憑かれている人に出会えて、なん だかうれしくなった。
この川では、川岸には掘り跡がたくさん。砂白金がどこに溜まっているかを考えながら、他の人がどこを掘っていないかを考えなければな らないという今まで経験していない困難におそわれた。結局、川の中の溝をさらったり、川岸を掘ったりして砂白金を採ったが量的には微々たるものであった。 が、貴重なサンプルとなることは間違いない。 ちなみに、最後は海水パンツをはき、へそまで浸かって掘りメガネ堀にてようやく3mmの白金を手に入れた。今年の北海道での砂金掘りはこれで終了。
夕張に来た時、必ず訪れるのが黄色いハンカチ広場。「ユーパロの湯」につかる前に、ここに訪れるのが山口砂金研究会の恒例となってい る。
そういえば、会長は北海道に6回訪れている。初めて訪れたのは、相撲部顧問をしていたときの全国大会であった。このときの会場が夕張だった。夕張の思い出 というとさらにさかのぼり、小学生(?)のころ、「走れD51(デゴイチ)」というSLが道路を走るというテレビ番組があった。鹿児島(?)から夕張まで SLが旅をするものであった。喜んで見ていたものである。(年齢がわかる?)ということで、北海道に来たときには、必ず夕張に来ている。これも何かの縁だ ろう。
会員No3が昨年黄色いハンカチ広場に残したメッセージが今年まで残っていた。「もう一度北海道に来られますように!」願いは叶っ た。彼も来年は中学2年生。部活動もあるし、来年はこられないであろう。違う願いを書いていた。実現するかな??
ということで、息子たちの夕張での一番の、いや、北海道での一番のお楽しみの「石炭の村遊園地」にて、1日を過ごしました。北海道に 来てまで遊園地とは、と思われる方もおられるだろうが、子供にとってはここは娯楽天国。我が家の一押しの遊園地である。施設の充実度に比べ、人が圧倒的に 少なく待ち時間はゼロ。とくに、ルージュは子供たちの大のお気に入り。会員No4は昨年まで慎重が140cmに満たなかったために乗れなかったが、今年は 見事クリア。1日中乗っていた。
ここはSL館。SLについてのお勉強!
ロボット館というのもあります。
お父さん、お母さんには懐かしいかも・・・
石炭博物館には、興味深い資料がたくさん。
実際の坑道に入っての見学です。画像中央にあるのは、そう、「かっちゃ」です。もともと「かっちゃ」は石炭などの鉱物採取用に開発さ れた道具だったようですが、砂金掘り用に進化しています。
石炭の大露頭です。
これは、大夕張鉄道で使われていたSLです。例の川に行く途中にあります。
内部もきれいに保存されています。
付近でこのようなカタツムリを見つけました。山口では見たことの無いような種類です。
北海道の旅もいよいよ終わりです。山口の自宅で北海道をしのぶアイテムとして、ニッカウヰスキーがあります。余市の工場に足を運 び・・・・・
この工場でしか売っていない原酒を買い益した。初めてここに来たときには、ただの倉庫だったのですが、今ではこんなに立派になりまし た。ここの原酒を飲むと、他のウイスキーが薄く感じられます。

昼食は、余市駅前の「柿崎商店」。ここはやすくてうまい食堂です。ほっけ定食は360円。
ということで、今年の北海道砂金掘り旅は終了しました。たくさんの思い出をつくって。青い帽子をかぶった赤いスパシオが次に北海道に 現れるのはいつになるでしょうか?次回の山口砂金研究会の北海道砂金掘り旅はいつ??日本の経済状況が好転することを希望しています。すぐにいけない理 由??その一つが左の画像にあります。