「山口砂金研究会」

2005年8月 信州山梨方面に遠征

2005年8月。ここ数年、8月に砂金掘りばかりいっているので、今年は少し休むことにし、その代わりに思い出深い 場所を巡ることにしました。会員No3・4は山口徳地少年自然の家のプログラムに参加、鹿児島方面への旅に向かうため、会員No1・2のみの 遠征となりました。                                                                                            

8月8日 山口砂金研究会会員No1〜4の勢揃い。身長差が年々なくなっており、そろそろ逆転しそ う。
会員No3・4は鹿児島に向けて出発!とはいっても、砂金掘り抜き。

初日は山口を9時に出発し、高速道路を突っ走って一路信州へ。この日は小黒川というところで夜になりこ こでPキャン。この日、大阪付近にて会長は初めて高速道路での渋滞を経験する。高速道路上でスピードメーターが「0」を示した瞬間、少し感動をした。田舎 者の証拠である。

9日には会員No2が高校の修学旅行でいったという上高地へ。残雪残る山肌は観る者すべてを感動させ る。川の流れは清く、流れも適度にあり、カヌーにもってこいの状況であった。
 

昼食は帝国ホテルのレストランにて。普段のYSKの遠征ならば、河原にてカップラーメンかコンビニ弁 当であるが、たまにはこんなところで優雅にラ・ン・チ!! あいそをつかれないように!!!
テレビやガイドブックで有名なお店らしく、ピラフとオムライスを注文。おいしかった。
次は会長が高校の修学旅行できた黒部ダム。中島みゆきの「地上の星」を心の中でリフレインさせなが ら、遠い昔を懐古した。その後、松本のホテルに宿泊。
10日は佐久市へ向かうのだが、地図をよく見ると、黒曜石で有名な「和田峠」が近くにあるではありま せんか。当然少し遠回りにはなりますが、寄っていき、黒曜石のサンプルゲット! なお、あの有名な「中山道」の標識を見て会長、感動!!!
会員No2がずっと訪ねてみたかったという中込小学校。西洋建築の美しさを今に保っていました。
内部の美しいステンドグラス。今じゃこんな粋な学校はありません!!
が、内部の展示物の一部に衝撃が!! この机って、会長が小学校の時に普通に使っていたものと非常に よく似ている。給食を食べるときに、牛乳をこぼし、ふたの隙間から内部に漏れて、教科書が大変になったことを思い出す。壁に掛ける大きな世界地図も、確か 授業で先生が使っていたものと同じような気がしました。デジャブー現象か、事実か。
次に訪れたのは浅間山!「突入せよ!!」の場所には行かずに鬼押し出し公園にて風景を楽しんだが、確 か桜島でも同じような風景を見たような気がしたが・・・・
そこから突っ走って一気に群馬県入り。会長が一度は入ってみたかった草津温泉。湯畑のすごさに感激! 時間があれば、付近の川にも寄ってみたかったのだが、今回はパス。
ここに宿泊するのはYSKの財力では不可能なので、温泉にのみ入る。が、1200円の入浴料は少し高 いようなきもするが、登別温泉第2滝本別館の2500円に比べれば半額以下。でも、値段の高い温泉は、それだけの価値はあります。ちなみにこの画像の温泉 には徳川将軍が入ったような記述が。暴れん坊将軍になれるかな?
草津温泉から一路南下。途中の軽井沢付近で、あの有名な「峠の釜飯」を発見。
テレビではよく見るが、実物は初めて。お味は・・・・・・おいしぃ!!!
この日は、翌日に備えて、いけるところまで突っ走る。結局、南きよさとの道の駅にてPキャン。
11日は、会長が大学1年生の夏にアルバイトをしていた富士山5合目へ。バイトをしていたお店もしぶ とく残っていた。朝の5時から夜の8時ぐらいまで、働かせてもらったことを思い出した。確か日給が3600円。時給にして・・・・・。このときに初めて 「搾取」という言葉を知ったっけ!! でも、今となっては楽しい思い出です。
せっかくなので、6合目までお散歩。6合目には雲海荘という山小屋があったはず。
が、その山小屋は既になくなっていた。これも時代の流れによるものか、それとも土石流の流れによるも のか。
登山をしていると、蛍袋がたくさん。登山者の心を和ませていました。
午後に、かの有名な「湯之奥金山博物館」へ。。
まずは記念撮影。
次は、館内の見学もそこそこに、砂金掘り体験。番付表に載せることが最大の目的。いつものようにパン ニングしていると左となりの若い男性から声をかけられる。「学芸員の方ですか?」えっ、そんな風に見てもらえ大変恐縮しました。そうこうするうちに、右隣 の人の空っぽのパンニング皿が目に。「砂金、あげましょうか。」「いえ、いいですよ」「どこから来られました?」「山口です。」「K林さんですか?」「は い。」後ろで思わず笑う会員No2。そう、右隣の人は甲州金のAこと、「え〜の」さんでした。大変失礼なことを言ってしまいました。
え〜のさんに館長さんを紹介していただき、記念撮影。
この旅の最終日はやはり砂金掘り。H瀬さんに教えていただいた場所に行くも、それはそれは今まで経験 していないほどの激しさでした。今まで何の問題もなく使えていたねこ板がトラブル続きでうまく設置できません。1時間ぐらいかけてようやく何とか設置。腰 の深さぐらいまで掘り下げました。
しかし、清い流れに身を浸けるのは何度経験しても気持ちのよいものです。
砂金掘りをしていると、ゴールドパンに缶コーヒーを載っけて一人の男性が。東京からきた電車でゴール ドさんでした。初対面なのに初対面のような気がしません。おしゃべりをしながら砂金掘りをすることなんてなかなかない私にとっては、楽しい時間でした。
これが成果の一部です。最大のものは4mm四方。合計0.9gの収穫でした。家族からは「ずっこけ会 長」と呼ばれかねない状況でしたが、何とか回避!
それにしても、北海道に勝るとも劣らないパワーを秘めた山梨県。恐るべし山梨県。しかし、山口県からは車で10時間かかるので、かんたんには来ることがで きません。またいつの日か、来たいと思います。そのときは、砂金掘り中心で、目指せナゲット!!!