「山口砂金研究会」

2009年8月 山梨・静岡遠征 しかし、

 山梨に来たらまた何となくここに足が向いてしまった。何度見ても、興味深い石たち。
ということで、昼食は道路沿いの○○長屋。値段も良心的で、おいしかった。この日は、午後ある川に 行ったのだが、疲れの成果集中できず、すぐに砂金掘りをやめて、博物館に。翌日の大会に向けてスチールパンにて体験をするものの・・・・・難しすぎた。
 そして、いよいよ大会が始まった。友の会のOさんやHさん、Hさんの模範パンニングをしっかりと目 に焼き付けて、いざ、競技に!
 エントリーナンバーが何と、私のラッキーナンバー。この時点では、優勝の副賞商品、空気清浄機がち らちらと・・・・。
競技が始まり、今まで以上にていねいに揺すって・・・・・・Hさんの日記のアドバイスを心の中で唱え つつ・・・・・・。しかし、結果は4粒、20位と惨敗。というか、毎度同じような結果に、実力を痛感。しかし、忘却スピードは天下一品ということで、次回 こそはと、思いはすでに次の大会へと。
せっかく来たのだからと、異種競技にも参加。競技サイズよりも大きな揺り板にてチャレンジするも、 4/6個ということでまたまた残念。でも、たのしかったなぁ。
ということで、午後は土壌掬い師さん、Tさんにつれられて川に。そして、山梨で初めて知ったどうして も目がいく、あの場所。多少濁りはあったものの、清い流れです。
運の良いときにはこのくらい入っていましたが、大概は2〜3個。まだまだ、よせば発見の眼力が足りま せんね。
それでも約3時間がんばった成果です。
その後、土壌掬い師さんと一緒に温泉に行き、しばし歓談。大変お世話になりました。そして、その日の 宿泊場所は前夜と同じ道の駅に。しかし、この夜は、若者のお祭り会場だったようで、深夜になるとどんどん、ブゥオォォン、パラリラパラリラ、祭囃子がさら ににぎやかになりそうなので、博物館へと移動。そして、静かな夜となりました。。
翌日は、え〜のさん、ねこさんとの砂金掘り。待ち合わせ場所の道の駅に着き、ふと振り返ると「おぉぉ l 富士山!」感動。
 そして、向かった先は有名な川の有名な場所。しかし、ここが海のそばでなく、山の中にあるとは少し 前まで知らなかったとは、自称砂金掘り師とはいえ、口が裂けても恥ずかしくていえない。初めてのメガネ堀りに挑戦。まねごとはしたことあるものの、見つけ たことはほとんどない。先輩をまねて流れの速い中に突入するも、思うように砂金は見つからない。それでも、何とかがんばって午前中に4個見つけたが、足の 筋肉は悲鳴を上げ、想像以上の低水温で、戦闘意欲はレベルミニマム。え〜のさんから「どうしますか?」と声を掛けていただき、再度気力を振り絞って川に入 るものの、すでに心は燃え尽きていたようです。画像の背中が、何か寂しげでしょ?
(たぶん)これが採れた砂金だと思います。え〜のさんからも、砂金をいただき、りっぱなサンプルゲッ トとなりました。
疲れた体を癒すには、やはり温泉は欠かせません。ということで、近くの有名な温泉に行き、しばし砂金 談義。
その日の夜も、前夜と同じ場所に止まろうと、近道の山道を通ることに。しかし、そこには想像を超えた ものが待っていた。手始めは滝。大小さまざまな滝があり、名前のついたものもあって結構楽しめた。
いくら鯉でも、無理じゃないと思いながらも、観光資源には十分かも。
山の傾斜が恐ろしいほど急で、いったん転がり始めたらどうなることやら。少しスリルさへ感じるほどで あった。
雲の切れ間からは、絶景が姿を現した。
何気なく通過しそうな所に、教科書にも載っているほど有名な場所が。
糸魚川−静岡構造線がこんな所の露頭に現れているとは、おどろきであった。
当夜は激しい雨が降り、川は増水中。洪水注意報もでていることなので、いつでも誰にも、清らかな流れ で待っていてくれる「湯乃奥金山博物館砂金掘り体験場」にて掘り納め。博物館の方々にも大変親切にしていただきました。
10時過ぎに山梨を出発し、途中休み休み帰ろうと予定変更。台風の接近もあり、どうしようかと思案し たものの、まずは腹ごしらえを、ということで、浜名湖SAにてお櫃まぶしを。美味。その後、SAで温泉を楽しんだり仮眠をとったりしつつ、翌朝山口に到 着。しかし、ラジオから静岡で5時頃大きな地震が発生したとのこと。みなさんの無事を案じつつ、遠征を締めくくった。さて、次回はいつに?こればかりは、 毎度わかりません。そうそう、今回得たメガネ堀りの技術を九州で試してみるかな?