「山口砂金研究会」

山口県で砂金がありそうな場所 Part1

山口県では有名ですが、全国的にはいかがでしょうか。あの奈良の大仏様の銅はここからはここから運ば れたそうです。なんでも、銅の成分がここと一致したらしいと書いてあります。付近からも木簡が出土するなど、現在も発掘がされています。ここでは銅やコバ ルトを採掘していたらしいですが、エレクトラムも産出したと記録があります。付近の川での砂金発見の可能性は大きいと思います。
ここが大切坑の入り口です。山の中腹ですが、きちんと整備してあります。鉱物採集が趣味の人は駐車場 少し上にズリ捨て場がありますので、そこで採集できそうです。
ここは、大切坑口と山を挟んだ反対側の坑口(烏帽子坑)です。コバルトを含む鉱物がとれるということ で、ズリ捨て場には掘った後がたくさんありました。
山口県での数少ない金の産出記録のあるK鉱山の坑口です。しかし、残念なことにここから砒素が検出さ れズリ捨て場などはすべて撤去されており、コンクリートの壁が山肌を覆っています。残念。
そばを流れる川も写真のように公共工事が行われコンクリートの三面張りの川へと変貌しています。さら に残念。
長登鉱山、それからK鉱山を上流に持つ川です。砂金のとれる可能性がかなり高いと思われましたが、こ の周辺の川はすべて川底を削り取る河川改修が行われており、砂金採取はほぼ絶望的です。何とか運良く1つだけ見つかりましたが・・・・・。
草根引きによりやっととれた唯一の砂金です。現在のところ、河川改修の行われていない場所で寄せ場を 調査中です。(画像をクリックすると大きくなりますがそれでも小さいです。)