「山口砂金研究会」
山口県での砂金堀りについて鹿児島県や北海道などと比べると少し寂しくなってしまいますが、我が山口県にだって「金山」はあります。というか、 ありました。今でもその近くに行けば少量ながら金がとれます。さあ、皆さんも宝探しに出かけませんか?ここでは、私が楽しんだ宝探しの方法を一部紹介しま す。
私が調べた限りでも山口県内で金が採掘された記録の残る場所は4カ所。エレクトラム(金と銀の合金)となると更に数が増えます。また、銅やその他の鉱山
であっても鉱石中に金が含まれている可能性はあります。
インターネットや図書館にて山口県における金属鉱山について調べます。インターネット上では、東京のある図書館から金属鉱山関係の本が直接検索でき、送
料着払いで借りることもできました。また、山口大学の図書館も登録すれば一般市民でも本を借りることができます。書庫の中にはいると昭和中期の山口県内の
鉱山に関する通産省の資料も多くあります。それにはどのような金属鉱石をどこで採っていたか(鉱区)が書かれてあります。
なお、山口県内の鉱物資源を詳しく調べた方に山口大学理学部の渋谷五郎教授がおられます。この方の調査資料を知るには・・・
おおよその場所がわかったら、地形図を見ます。金属鉱山があった場合にはそこの削られた土砂がどの川に流れたかを想像します。