防府市立華城小学校

笑顔であいさつ明るい学校 

研究主題

自分の考えをまとめ、主体的に表現する児童の育成
~言語活動の充実とICT活用を取り入れた授業改善を通して~


研究主題設定の理由
 現行学習指導要領では、変化の激しいこれからの社会を生きるために必要な力を、知(確かな学力)、徳(豊かな心)、体(健やかな体)のバランスのとれた力、即ち「生きる力」とし、その育成を前学習指導要領から引き続き重視している。「生きる力」を支える学力(確かな学力)については、「学ぶ意欲」「基礎的・基本的な知識・技能」「思考力・判断力・表現力等(活用する力)」の3つの要素が示されている。
 本校では、3年前から、確かな学力の着実な育成を目標にした研究に取り組んできた。授業改善(授業スタイルの確立を含めた授業展開の工夫や教材開発)により、分かる喜びや追求する楽しさを子どもたちが実感できることをめざした授業実践や、学力の定着を図るための様々な取組によって、「基礎的・基本的な知識・技能」の定着については、一定の成果が見られた。しかし、それらの取組にもかかわらず、「学ぶ意欲」と「思考力・判断力・表現力等(活用する力)」については、昨年度末の学力調査の結果から、十分に身についていないことが明らかとなった。また、平素の授業において児童を観察したときの教師の実感から、多くの児童に、課題意識が高くないこと、自分の考えを他者に対して表現しようとしないこと、自分の考えがしっかりと持てないこと、書いたり話したりすることに苦手意識のあること、等の「学ぶ意欲」と「思考力・判断力・表現力等(活用する力)」に関わる様々な課題があることが見えてきた。
このことから、確かな学力3要素の中で課題となっている「学ぶ意欲」と「思考力・判断力・表現力等(活用する力)」の着実な育成を図るには、研究の視点をより焦点化し、学年の系統性を考慮しながら、より具体化した取組について研究していく必要であると考えた。そこで、本年度は、研究主題を「自分の考えをまとめ、主体的に表現する児童の育成」と設定し、言語活動の充実とICT活用を取り入れた授業改善を中心に取り組むことで、「思考力・判断力・表現力等(活用する力)」を育成と、学ぶ意欲の向上をめざすこととした。