2000.10 まむし発見!蒲焼きだ

 時々、毒蛇のまむしに出くわすことがあります。このあたりでは「ハミ」と呼んでいます。頭はきれいな三角形で、普通見かける蛇より小型で独特の縞模様をしており、一見してそれとすぐ分かります。

土曜、日曜には運動がてら山作業(植林木の枝打ちや間伐)に行ったり、秋には松茸などを採りに我が山に入りますが、たまたま、ハミに出くわすことがあり、ここ10年の間に5〜6回は見つけたと思います。しかし、最近はこうした機会に出会うことが少なくなったように思います。

ハミを見つけると、危険だという理屈付けをして、たいていの場合、捕まえます。こちらが捕まえようと攻撃を仕掛けると、ハミもすぐとぐろを巻き、頭をもちあげて攻撃体勢をとり、尻尾の先を激しく震わせます。何回か飛びかかってきますが飛びかかる距離は思ったより短いものでその距離さえ確保しておけば噛みつかれる恐れはありません。捕まえる方法は、かなり残酷なので省略しますが、その生命力の強靱さは驚くほどです。     

  10月に捕獲したハミ(既に死亡)。体長49pの大物

 捕まえたハミは家に持ち帰り、さばいて皮と肝臓と胴体を取り出します。皮は干してやけどの傷薬にしたらいいといいますが使ったことはありません。緑色のちっちゃな肝臓はそのまま生で飲み込み、胴体は蒲焼きにして食べます(家族は気味悪がって食べません)。蒲焼きにしても、小骨が多く食べにくいし、決しておいしいとは言えませんが、強精剤として効果適面のような気がします。ハミをそのまま、焼酎漬けにする方法もあるようですが試したことはありません。

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