購入した赤道儀とは別に、友人からいただいた
古い赤道儀のレストアがほぼ終わったので、
購入した赤道儀のために、
中古三脚も購入しました。       (2006.02)

送料込みで1万円少しでした。
Vixen の AL−130 という型番です。
いただいたものに比べると、高さが高いものです。
先に購入した赤道儀(奥の高い方)と、
レストアした赤道儀(手前の低い方)です。
写真ではわかりませんが、レストアと言っても
不足部品などはそのままで、
『とりあえず赤道儀としての機能を果たす』
といった感じです。VixenのSPというものの
ようです。
レストアした赤道儀に8cm望遠鏡を
載せてみました。
分解掃除、ネジ類の交換、一部再塗装などで
部品代や塗料などは数千円で済みましたが、
かかった時間は数十時間以上です。

以前がどのような環境だったかわかりませんが、
ステンレスのネジ類まで赤錆が発生して
いたのには参りました。ただ、本体はアルミの
鋳物ですので、再塗装や清掃でなんとかなり
ました。ウエイトの軸がサビサビだったのですが、
とりあえずは錆を薬品で落として、普通に塗装
しています。(ウエイトの取り付けピンで剥がれ
てきますが、そうなればなったときのこと、再塗
装すれば良いくらいの感じです)


簡単に言ってしまえば、経緯台は、上下左右に鏡筒を動かせる架台、
赤道儀は、東西南北に鏡筒を動かせる架台です。
極軸をうまく合わせると(地球の自転軸と平行にすると)、
星の追尾は一つの軸だけを回せばできます。
(経緯台では、常に2つの軸を回さないと追尾できません)
その一つの軸を、見かけ上の星の動きに合わせた
一定速度のモーターで回してやれば、自動追尾となります。
先に購入した赤道儀にも、モーターの取り付けができますが、
おそらく、極端に安い掘り出し物でも無い限り、
私は取り付けることはないかと思います。
(約10年前に購入の自動追尾のがありますし…)
極軸を簡単に合わせやすくするために、
極軸内に望遠鏡を組み込む場合があり、極軸望遠鏡と呼ばれています。
極軸望遠鏡内のスケールの所定の位置に北極星を導入することで、
正確に極軸を合わせることができます。
先に購入した赤道儀にも、組み込み可能です。
こちらは購入を検討しても良いかなと、思っています。

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