GALLERY5001




製作過程  



今から約15年前、当時造形に興味があった私は東京ホビーセンターの通信講座に申し込みをしました。

造形のノウハウを手に入れようとしたのです。

素材から選んで、すべてを自分で作り上げる、俗に『スクラッチビルド』とよばれているものです。

当時はホビージャパンという模型雑誌を愛読していました。その中でこの講座があることを知ったのでした。

この技術が手に入れば、市販されていないものでも形にすることができるのです。

プラモデルを作っていましたから、ある程度のことは知っていたとはいえ、いざスタートさせてみると

次から次へと壁にぶつかり、なかなか前に進みませんでした。

何とか1年がかりですべての課程を終了しました。

そのとき作った2作品を振り返ってみたいと思います。




課題作品



たしか『ネア』とかいう女の子の名前だったかと思います。

げっ!よりによってフィギュアかよ。というのが第一印象でした。

人体骨格の構造なんてよく知りませんから、どこからどう手を付けようかと悩みました。

素材は『ファンド』といわれる紙粘土です。



固まっては盛り付け、加工しては盛り付け。同じ作業の繰り返しで時間がかかります。

顔の表現にはかなり苦労しました。

監修の人からいろいろ指摘を受けました。

―目のまわりはもっと窪ませて鼻をもっと強調するように。―

―胸は、もう少し下にするように、『寄せて上げて』をしたってそこまでバストアップ出来るわけがない。―

―お尻がたれすぎ。―



いやになるくらい手直ししました。

なんとか仕上げることは出来ましたが、表面処理がかなり雑だったなと反省しています。

その当時の写真が残っていたので載せてみました。






自由課題作品



何でも作ってよい。ということでした。

自分でデザインし、あらゆるテクニックを使って完成させたのがこのロボットです。


2Dと3Dのギャップをどう修正するかが最大の課題でした。

紙にデザインしたものをいざ立体化してみると、いろんな部分で『ラインのうそ』が出てくるからです。

素材は
タミヤの1.2mmプラ板20枚
角棒・丸棒50本
ポリエステルパテ、
ポリキャップ
ガラスチューブ
シリコンゴム1kg
プラキャスト300グラム
その他



得意分野でしたので、作業はスムーズに進んでました。

塗装に入るまでは。




全体に溶きパテ(表面に傷が無いか確かめるために塗る下地剤)を塗りたくり

耐水ペーパーで磨き倒します。

グレーっぽく残っている部分が凹みや傷があった部分として浮き出てきます。


(コメントは今後も徐々に追加します。)




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