6−5 ヘスの法則
 
  反応の始めと終わりの状態が決まっていれば、途中の変化の方法に関係なく、発生・吸収する熱量は等しい。
 
  始めの状態 C(固),2O2(気),2H2(気)
  終わりの状態 CO2(気),2H2O(液)  が決まっていれば、
  C(固) + O2(気) = CO2(気)、2H2(気) + O2(気) = 2H2O(液) のルートでも
  C(固) + 2H2(気) = CH4 (気)、CH4 (気) + 2O2(気) = CO2(気),2H2O(液)
 のルートでも発生する熱量は 966KJ となる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  熱化学方程式の計算はこの法則を利用している。
 
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