猫の格言

猫ひいき
(えこひいき)
猫のすることなら理屈抜きに許してしまう猫好き人間の悲しい性
先楽後楽
(先憂後楽)
猫生の基本中の基本
猫にごはん
(猫に小判)
原典が「役に立たないもの」を意味するのに対し、「何よりも大切なもの」をいう。
「人はパンのみにて生きるにあらず」といいますが、猫は、眠ってる時以外一日中、ごはんのことを考えているに違いないと、素直に私は思うのです。
猫も木から落ちる
(猿も木から落ちる)
原典とほぼ同意。猫の場合は、猿よりきっとよく落ちる。
来る猫拒まず去る猫追わず
(来る人拒まず去る人追わず)
がひざの上にすり寄ろうが、ぷいとどこかに出かけてしまおうが、飼い主として冷静に対処しなければらないことの戒め
一猫息災
(一病息災)
猫が一匹そばにいると、心を平穏に保って暮らせることのたとえ
飼い猫に手をひっかかれる
(飼い犬に手をかまれる)
原典が、信頼していた者の裏切りを意味するのに対し、この場合は「よくあること」、「油断したあんたが馬鹿なのよ」の意味(私もしょっちゅうひっかかれます。)
能なし猫は爪を立てる
(能あるタカは爪を隠す)
あ、こら。そんなとこで爪といじゃだめでしょう!ちゃんと爪とぎ器に行きなさい!
前足で砂をかける
(後足で砂をかける)
自分にとっていやなものや不要なものは、視界から消してしまえば安心安心(うんちとか、いらない猫ごはんとか)
猫の手を借りる
(猫の手を借りる)
なんとなく疲れたときなんかに、猫の肉球をさわったり、爪をくりっと出して、ちょっとうんちくさいにおいをかいだりすると、不思議に心が落ち着くのは私だけでしょうか・・・・
猫の目にも涙
(鬼の目にも涙)
風邪をひいたり、免疫力が弱まったりすると涙が出るんだな。じんときたりすることは、猫の場合、決してありません。(断言)
義を見てせざるは猫だけなり
(義を見てせざるは勇なきなり)
ご主人さまに大変なことが起きたりしても、犬は少しは役に立つけど、猫はねえ。きっと、ぷいっとどこかに行くか、目の前で座布団なんかに座ってあくびしてるんだろうな。
君子猫変
(君子豹変)
今までとてもまじめで仕事熱心だった人が、突然、いいかげんな性格になったり、風の吹き具合とか、道ばたの草花やちょうちょとか、どーでもいいことに、真剣にじゃれてしまったりするようになること。
猫舌
(猫舌)
うちのじゅびちゃんは、時々、舌を口の先からぺろっと出してそのままにしているのが、とてもかわいいのですが、よそ様の猫もそーなのでしょうか。あ、格言としては、「間が抜けているのが愛らしい」という意味になります。
猫は死して時を残す
(虎は死して皮を残す)
愛する猫が死んでしまった飼い主の悲しみはいいようがありません。
残っているのは、愛猫とのまろやかな時の記憶だけですね。一緒に過ごした時間だけは、誰にも消すことはできません。
(この格言は、平成14年5月10日に永眠されたちび太くんとその家族に捧げます)

猫格言は、作成途上です。名言がひらめいた方はメールください。


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