今回のお話は日本の神話の原典とも言うべき古事記から国づくりと雷の誕生の部分で
す。
昔々まだ天地の境も分明でない混沌とした時代、イザナギ(男)とイザナミ
(女)の2神が日本の国づくりを命じられます。 2神が天のぬぼこを持って混沌とした海をかき回しそのとき滴り落ちたしずくから国土が形成されました。 この国土、オノゴロ島でイザナミ命は数多くの神(島)を生みますが、火の神を生んだため火傷を
負って命を落としてしまいます。 イザナミの行方を追ってイザナギ命は黄泉の国ま
でたどり着きます。 そこでイザナギが目にしたのは腐乱したイザナミの身体の至ると
ころから生まれ出た雷神たちの姿でした。 これが日本神話における雷神の誕生です。
この映像は
山梨県立科学館のプラネタリウム番組「宇宙のとどろき 雷を追え」のために作成させて頂いたものから科学館のご好意により使わせて頂きました。
この企画は雷の成り立ちの解説から、雷は雲と地面の間で起るだけでなく、雲と宇宙
空間の間でも起きており、そのスプライトという最近発見された興味深い現象を解
説するものです。
上映は2005年1月10日までです。 甲府にお出かけの節は山梨県立科学館のプラネタリウムに是非お立ち寄り下さい。
お話はこのあと、己の醜い姿を見られて激怒したイザナミがイザナギを追いかけ
これを逃れたイザナギが地上に戻り禊をして顔を洗ったところから天照大神が誕生す
ることになります。 いずれこのさきのお話も作りたいと思っています。