もう一つの

影絵: 石井  昭
 編曲: 開絵在明日
制作: 縄田  悟

 皆さんは(鶴の恩返しのお話)と聞くと、多分、自分を助 けてくれたお人よしの亭主のために自分の羽を抜いて布を織った鶴の女房の恩返しの ことだとお思いになるでしょう。
 今回のお話はまったく別の山口県の民話です。熊毛 郡八代。ここは九州の出水と並んで有名なナベヅルの飛来地です。鶴女房のお話の方 は丹頂鶴ですがこちらはナベヅルです。
 ナベヅルの飛来するのは秋。真っ赤な柿が熟す季節です。その柿とナベヅルに因んだ、今風に言えば自然と人間の共生のお話で す。

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