むじな

企画: 石井  昭
影絵: 石井  昭
 編曲: 開絵在明日
制作: 縄田  悟

今回も小 泉八雲の怪談から「むじな」、のっぺらぼうのお話です。
狢(むじな)は動物図鑑には出ていません。  昔、狸か何かを狢としたのでしょうか。
お話はこの狢が女に化け夜鳴きそばやに化けて実直な商人をのっぺらぼうになって驚かすという極めて単純なお話です。
のっぺらぼうは大変人気のあるポピュラーなお化けの一つです。
たしか、置いてけ堀のようなお話にも登場します。
堀か沼か、そこで釣りをするとたくさんの魚が釣れる。 ところがもって帰ろうとすると何処かから「置いてけ」という声がする。
恐ろしくなって魚を全部置いて帰れば無事にすむが無視してもって帰ると家にいたおか みさんの顔が卵のようなのっぺらぼうになって釣り人は気絶してしまう。
気がつくと未だ先刻の水辺に居て、魚籠のなかは空っぽになっていた、
大体そんな話だったと記憶しています。
原作ではそばやの主人ただ一人のところに主人公が逃げ込むのですが賑やかにするため何人かの客がそばやにいるようにしました。
尚、紀の国坂は赤坂見附から四谷見付に上がる坂道のことですが、今では赤坂プリンスやニューオータニなどの豪華ホテルが立ち並び昔の面影はありません。

影絵のロード中、しばらくお待ち下さい・・・