小泉八雲の世界から



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ちから武士、梅津忠兵衛


出羽の国に梅津忠兵衛という侍がおった。

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出羽の国のあるところ


出羽の国に梅津忠兵衛という侍がおった。

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一人の武士


出羽の国に梅津忠兵衛という侍がおった。

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大力の評判の高い梅津忠兵衛


大層な力持ちであった。

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夜の山道を歩く梅津忠兵衛


ある夜、忠兵衛が山の上にある城に登る途中、

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前方に赤子を抱いた女の姿


小さな赤ん坊を抱いた女に出会った。

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女は赤ん坊をしっかり抱いている

「この夜中に不思議な女だ。 物の怪でもあろうか。」 
忠兵衛は訝しく思った。

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