U.S.Corst Guard 44feet LifeBoat Model -01- | |
最初にメカニズムの構想ありき! | |
つねづねヘリのテールギアを見ながらタグボートのラダーペラユニット(推進ギア部分) に使えないか考えていました。 1990年頃30クラスの普及型ヘリが発売され安価にそのユニットが入手出来るようになり、 ギアもさびない樹脂製です。これは利用しない手はありません。 1998年に同好の富岡さんが後進可能な船を製作されました。 京商のエンジンカーのギアユニットを利用しているとのことで 早速そのQRCユニットを入手して検討をしました。 |
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機関上面図 クリックすると各部説明付きの画像が出ます。(Japanese) |
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QRCユニットは正転、逆転が切り替えられる 模型エンジン用ギアユニットです 変速できるわけではありません QRCユニットを並列に並べてカウンターギアでつないである 左右が逆転するのだが スクリューの左右が逆ピッチのため つじつまは合っている。 ユニットの入力軸に仲良くエンジンとモーターが並んでいる。 お互いの軸が動力干渉しないように、 エンジン側は遠心クラッチで、モーター側は ワンウェイベアリングで一定方向のみ隔離されている。 大きな茶色のタイミングベルトは エンジンスタート用のベルトである (スターターを引っかけて回す) |
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ラダーペラユニット スクリューもDUMAS製 正逆ペア 船底後ろに見えるアルミ板は姿勢制御用フラップ |
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いま トヨタのプリウスやホンダのハイブリッドカーが話題になっている。 DCモーターの軸を回転してやれば 効率はともかく発電機になるため、 このユニットのワンウェイを固定してやればエンジンの出力で発電できる。 昇圧回路で電圧を上げてバッテリーに戻せば完全なハイブリッド である (そういえば電動レーシングの世界でモーターブレーキ (惰性走行中にモーター端子をショート(数オーム)させる)の 捨てる発電余力をバッテリーに戻すアンプがありましたね・・・) でも 何のためにそこまでやるか?(まだやってないけど) それは 地球環境のため! こだわり? い〜や 受けねらい! |
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