FRP加工のつぼ -5- 型どり |
★シリコン型の利点(グラス型と比較して)
1)発熱がほとんど無いため 型の収縮が起こらない
2)離型が嘘みたいに簡単 離型剤がほとんど要らない。
3)繰り返しの使用に耐える 製品20〜50かるく抜けます
4)型の再現性が良い カッターの小さなひっかき傷までも再現します
★欠点 高価?
5) シリコンは親和性が高く、失敗した型や不要になった型は賽の目切りで新しいシリコン液体に混ぜることで再使用出来る。 |
自作の型の場合は穴はありませんが
コピーを作る場合は
穴をスチロールや油粘土で塞ぎます |
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中心線にマジックなどで印を付けます。
これが型割の線になります |
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レゴやダイヤブロックで回りを囲みます
テールパイプは付いたままです
シリコン型は5ミリ以上の厚さが強度的に望ましいため 狭い部分にある程度余裕をみます |
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粘土を注意深く 先ほどのマジックの線まで敷き詰めていきます
この作業が時間かかります。
* 5mm〜1cmの隙間になるように
* マスター型が傾かないように
* シリコンを流したときこぼれないように土手も作ります |
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かるくシリコンスプレーを吹き、軽く拭き取ります。粘土にはスプレーする必要はありませんが スプレーがかかっても問題はありません。 |
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型どり用シリコンを流します

秘技 ダブルはかり
樹脂と硬化剤の比率をわかりやすく見るもの
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Tips シリコンの比重は約1.2gです |

Tips リサイクル賽の目チップはここで使用 |
24時間待ってから ブロックと粘土をゆっくり剥がします |
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シリコンを下側にして剥いでいます
粘土は剥がしますが、
マスターとシリコン型は絶対に剥がしてはいけません(現時点では) |
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同様に 回りにブロックを組み、同様に
粘土の壁を作ります。 |
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さて ここで矢印のところには 最初のシリコン型が見えています
ここに離型剤ポバールを塗ります。
塗らないと 最初のシリコンに2回目のシリコンがしっかり食いつきます。
ワックスやスプレーでは離型効果がありません |
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かるくシリコンスプレーを吹き、軽く拭き取ります
型どり用シリコンを流します |
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1日以上経過してはずします |
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