斉藤製作所のヘラクレス 制作記(5)      
走行させるためには
やらなければならないことが
いっぱいあります

まず燃焼テスト
これは夜 行いました
バーナーの炎が見えますね〜

燃焼テストは無事終了
鉛バラストの加工
小さな鉛をたくさんいれて
エポキシで固めるのが普通だけど
割高になるため
大きな鉛を変形させる

300号

ガスコンロで鉛を溶かす 毒ですから 外でやりましょう
100円ショップのアルミ鍋
溶けるのが待てないときは上からも加熱
アルミパイプの半割
(ヘリのテールパイプのジャンク)
に流す
冷えたら 逆さにして外す
お風呂で喫水線近くまで
バラストを積んでみる
ボイラーの水も忘れずに
入れること
喫水が1cmくらい水上に
でるくらいにしないと
走行させたとき
水が入りやすいよ

バラストが少ないとと
転覆しやすく
多いと横波で浸水しやすい
特に他艇の引き波に
注意がいります
である程度の量が決まったら
バラストを板と船底の三角部分
に均等に並べる
エポキシ接着剤を流し込む
ちなみに 1.8kg 入れた

波のあるときは少し減らした方が
よいみたい
300g程度可変出来るように
するべきだった
では 走行
重たいですね 全備重量は
8キロあります。
アンテナは内蔵式だったんですが
数台走行させるときは
やはり危ないので立ててます。
1)アルコール注入

斉藤のB2Fのバーナーは
100ccが規定だけど
寒いときは10%へらして
90ccていどの方が
調子が良いです。
(バーナーの気化室が
相対的に大きくなるため
2)水 注入 規定量!

基本的には水道水なんだが
ミネラル分(カルシウムとか)
がない方がボイラー
が汚れないため
 浄水器を通した
水道水を使っている
 どれほど効果が
あるか不明 
3)スチームオイル注入
いっぱいまで入れる
古いのが残っているときは
入れ替える

4)エンジンの駆動部分にオイル注油
(これはエンジンオイルであり
他のオイルは代用できない!)
5)発煙用スモークオイル
(スピンドル油らしい)
をいっぱいまで注入。

前に残っている場合 それは廃水
なので必ず入れ替える
余熱皿にアルコール注入

点火!!
余熱皿のアルコールが
9割なくなったら
バーナーバルブを徐々に開けていく
そして全開
(15分間安定させるためには
少し戻す方が良いらしい)
風があるときは
ボイラーやバーナーが冷えるので
早めにデッキで蓋をしてしまう

当初 酸欠になりやすく
バーナーの火が消えることがあるが
あわてて火を付けると
爆発するので
まずバーナーバルブを閉める
ゆっくりと
余熱から再度行う


バーナーの音が安定したら走行!
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