空にあそぶ 2004-スロープ用
日興工機製のELF97

に詳しい

山口県のホームグランドでは
城ヶ島のような強風は
望めないので 若干軽めに制作
と言っても1420gある
翼幅1900mm


バラストは9mm*23cm鉄棒が
最大で4本 重さは800gくらい
翼の重心位置に追加出来る

着陸場所が狭いので
フラップと背中のエアブレーキも
両方装備した
翼端は はやりのフィレットを付けてみた
どれほどの効果があるのだろう?
製作途中の写真

V尾翼のホーンは完全内蔵式にしてみた
なおかつ 尾翼は取り外し式

ヒンジはスキンヒンジ
ケブラークロスを樹脂で張り込んである
(右は塗装前の写真)

胴体にはプラサフが塗装してあったけど
すべて磨いて落とした
主翼はエポキシ樹脂(コスモテックの5052)で
マイクログラス(50g/m2)を
中央部を2層 翼端部を1層
尾翼は1層

剥離フィルムで押さえて張った
(バキュームは使っていないよ)

翼にはエポキシグラス張り加工

フラップは下ヒンジ
エルロンは上ヒンジ

フラップは上には動かない

食い付きがよく柔軟度がある
2液混合のウレタンサフを塗装中

下地ポリパテ調整中

磨いてます


にしても 狭い部屋です
左上にある黄色い尾翼は同じ日興製のBLITZラダー いつか再生する予定!?
初飛行 2004/10/10
 小雨交じりの中 初飛行を強行
 低速失速で 中破!


















1晩で修理 
 翌10/11(祭日) リベンジ!
昨日とうってかわって快晴 

左右のトリム調整は不要
機速を上げると若干アップくせ
バラスト調整をする

クロウ(バタフライ)もいい感じで
着陸が決まります というのも
翼面加重が大きいので 
かなりの進入角で着陸できる
飛行インプレッション
 とにかく 高翼面加重で 強風用だ ホームグランドではあまり飛ばす機会がない
そんな中で 飛行させて 気づいたことがある
 旋回中 機速が落ちると 翼端失速を起こしやすく着陸時などの方向修正時 あまり傾けられない
非常に神経を使う で ふと気づいた! エルロンのデフレンシャルを逆にかけたらどうだろう?
これは正解で 現在の設定はこうなってる
送信機モード デフレンシャル 旋回時の効用 エルロンの効き
ランディング -50% 外翼を持ち上げようとするため違和感がある  にぶい
クルージング 0% まあ ふつう ふつう
スピード +15% 内側に巻き込むような感覚 敏感

エルロンのデフレンシャルとは
特に翼の長いグライダーはエルロンが下がった方の翼が空気抵抗が増して
その片翼にブレーキが掛かり 意図した方向の逆へ機首を振る癖が出る それを
軽減するために エルロンを下側に少ない舵角 上に大きい舵角というセッティングをする
・・ロールするとき 軸を通す修正のために この機能を使う場合もあり

その後 重心位置を6mm後ろに移動した
 エルロンデフを0%にしてテスト飛行 内側に巻き込むような感覚が薄れいるようだ
良い方向に向かっている感があるものの
強風に巡り会えず 飛行がなかなかできない 2005/10
巻き込みは翼端のカールにあるんじゃないか?
と仲間が言うので
切ってみたが・・・変化なし
翼 修理の様子  2005年1月
隠れた岩が見えず ヒット




前縁材(ホオの木)を台形にあてがう
元の材と斜めに接着になる



3mmバルサをスチロールの上に貼る
(タイトボンドを使う)



先ほどの前縁材を貼り
形を整える




写真が小さいけど
定規と生木の間は0.5〜0.7mmの隙間がある
これが大事

その隙間にガラスクロスをのり張り
元の塗装面にかかったグラスは切り取る




きれいに張り込んだら
エポキシ樹脂塗り


樹脂は気持ち多めで
フィルム(ビニール袋)をセロテープで
引っ張りながら貼る
 24時間後はがす


ペーパー掛け
今までの行程がうまくいっていれば
ペーパー掛けは少しでいいはず
傷つけでパテがはがれにくくなる

TAMIYAのポリパテ
以前の高さ(厚み)にするために
全面に塗る



削る 
定規をあてて以前の高さになっているか
確認する

缶サフェーサー(東邦科研)
磨く(400番くらい)
3回くらい繰り返し


白塗装 今回はこれも缶スプレー
塗装後
 磨き(800番&コンパウンド
4〜5回繰り返すと どこを修理したかわからず
最初より艶がいいぞ!
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