めんそ〜れ de 沖縄(1)

<出発>
 昨晩の焼酎がさめぬまま、5時起きをした毒とるMIHI。緊張気味のMIHIファミリー女性軍も、お化粧に余念がないわけで。うなりまくるドライヤーは、はやる気持ちと同じくらい熱いわけで。
 これから始まるひさしぶりの休暇に、一同はわくわくしながら新幹線に乗り込んだのです。福岡空港行き早朝地下鉄は、ハブじゃなかったガラガラヘビ(ヘビは必要なかったか!)状態。で、福岡空港から一路那覇空港へ。ここまでは順調であった、が・・・・・。

<1st day>那覇空港−那覇市経由−恩納村

(那覇空港)
 出発時間になってもリムジンバスが来ない!担当に聞くと。
「すいません、今日が初日の運転手で・・・・。連絡が付かない・・・・。」
「えー。」で、待つことしばし。
「あ、すいません。駐車場所を間違えたらしいんです。そちらへ移動してもらえませんか?」
 で、荷物を持って、えっちらおっちら。

 乗って驚くリムジンバス。え?何が?ですって。
 リムジンってこんなのを言うんだったかな?!英和辞典は・・・・っと。

 シートの背もたれは3段日焼け、お〜っと、シートヘッドカバーをめくるともう1段。なんと4段日焼けであったのか!と感心したりして。もとの色はやはり沖縄、強烈トロピカル。一番日焼けしたところが淡い感じで案外素敵。灰皿のプラスチックカバーは壊れ、傷口を削ってある丁寧さが悲しい。おや?バスの中を流れる風がなんだかかび臭いのは気のせいか?<サミしさも 中ぐらいなり 沖縄の春;字余り>。
 定員およそ60人、客はと言えば、MIHIファミリー4名、おばあちゃんと孫の2人。合計6名。だもんで、あんまり軽いから追い越し車線を使って、ふつー車4台ごぼう抜き!でもね、クラッチ踏むとキイなんて、きしんだりしてネ。大丈夫かいな?と、バスに質問したくなる私でありました。
 エアポートからホテルまでの道すがら、組み合わせがなじみの薄い漢字(例えば、伊礼工務店、比嘉ベーカリー)の看板、2階ベランダは南国風中華透かしが入って新鮮デザイン。エキゾーチック!ジュペェ〜ン!!(カムバック!リー by ヒロミ・ゴー)が溢れるのでありました。

(恩納村;「もぐりん」)
 観光潜水艦「もぐりん」は、おりからの低気圧の通過で発進せず。「もぐりん」潜らずMIHIファミリー意気は沈没。(後日談:那覇市のタクシードライバーによれば、「もぐりん」の辺りは水が濁ってるからよく見えないらしい。そこで、サービスにダイバーが魚を引っ張って潜水艦までご案内するとか。でもどうやって?それでも良いから、一人¥9800で潜りたかった。
 ところで、潜水中のBGMはやはり、ビートルズか某民謡歌手のイエローサブマリンなのだろうか?)

(恩納村;共栄ガラス工房)
 運行停止の「もぐりん」波止場の国道を挟んで反対側。共栄ガラス工房へ。MIHIファミリー娘達はめいめいに、ガラスのコップを作って時間は着々と過ぎる。私はと言えば、火傷をしないように気を付けながら写真撮影を終了。
 (この日に自宅へ送った作品は、MIHI一家より一足先に帰宅して、疲れ切った娘達を出迎えて元気づけたのでした。)

(恩納村;万国百貨店)
 時間を持て余し、沖縄特集雑誌にあった「万国百貨店」へタクシーひた走り。タクシードライバーに「万国百貨店へ!」。不思議と言うか、かわいそうという表情をチラリ。おや?10分で到着。中へ入ってみてしっかり納得。MIHIファミリー女性軍はどのようにリアクションしたらいいのかさえ???国籍不明のチープグッズの山々。な、何じゃこりゃ!日系3世を気取って両手で”しょうがないな〜”のポーズ。また、客層も摩訶不思議な・・・・で、撤収う。
 しかし、ホテルへ帰るには日が高い。んが、とりあえずチェックイン。何やら物足りない4人組。つい昔なら、浴衣に卓球。毒とるMIHIはもぐらたたきと言うか「竜?」たたき。おもちゃのトンカチで必死にベホベホ叩くのでした。そのかいあってか?78ポイント勝利して、久々にいい汗をかいたモンです。
 orionビールをいただき、沖縄の第1夜はつつがなく暮れていったのでした。


Copyright(C)DocMihi.1997

Top