アラビア語は、東はオマーンから西はモーリタニアに至る、
その数21か国に及ぶアラブ諸国の国語である。また、東南アジアのインドネシア等
でも深く浸透してる言語であり、国連の準公用語に認定されている。
そして、「コーランの言葉」として、聖典コーランの中に完成した言葉としてとどめられ、
以来十数世紀の間イスラム文化と共に生き、決して死語となることなく今日に至っている。
文語としてのアラビア語は、1つでありアラブ世界に共通だが、それぞれの国のアラブ人が、
日常生活の中で使う口語は地域的変遷を遂げ、
多様な方言
を生みだしている。
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