不審者対応避難訓練

2校時に不審者対応避難訓練を行いました。この訓練は実施する日時を子どもたちに告げずに行いました。 

閉めていた玄関の鍵を開けた時に、来客と一緒に不審な人物が校舎内に入って来たという設定でした。教職員が声をかけますが、不審者は構わず入って行きます。かけつけた教員がさすまたを持ち対応します。その間、子どもたちは放送を聞いて静かに教室で待機しました。不審者を確保した後、全員体育館へ避難しました。 

体育館では、少年安全サポーターやスクールガードリーダーの方から、「いか・の・お・す・し」「危険な所に近づかない」「行き先を告げ、帰宅時刻を守る」など自分の身を守る方法についてお話を聴きました。また、スマホやタブレット等で個人情報を明かさないことや、ゲーム等で課金する際は家の人とよく相談することなども学びました。最後に、帰宅中に不審者に出会ったときの対応を代表の児童が実際に行いました。「助けてー」と叫び、振り切って走って逃げ、すぐに大人に知らせることができました。突然の事なので犯人の特徴を記憶することが難しいことも分かりました。

万が一、不審な人に出会って危害を加えられそうになったとき、恐怖でとっさに大きな声を出すことは難しいです。だからこそ、普段から大きな声であいさつをするなど、少しでも声を出すことができるようになっておくことが大切です。地域の中であいさつをすることで、不審者への抑止力にもなるそうです。「自分は大丈夫」「不審者に出会うはずがない」等の過信は捨て、「もし出会ったら・・・」「あそこは危険かもしれない」など、自分の身を自分で守る行動を頭の片隅に置いてほしいと思います。

2023年09月25日