西浦焼の学習

5年生の総合的な学習の時間に西浦焼について学習を進めています。今日は西浦焼保存会の皆さんに来校いただきました。西浦焼が机いっぱいに並べられ、図や写真等の資料もたくさん準備していただきました。

西浦焼は173年前、庄屋の松田貞右衛門が萩焼の陶工吉田土作を招致し、西浦に登り窯や作業場をかまえ、作られ始めたそうです。二代目吉田陶作、三代目吉田東一が、西浦焼を継いでいく中で、絵柄や色をつけて美しい西浦焼を完成していったお話を聞きました。

子どもたちは目の前の西浦焼が三代で途切れたことを大変残念に感じているようでした。また、色について、赤色の温かみや黒色の重みを感じるお話にも興味津々でした。子どもたちからの疑問に思ったことなどの質問にも、分かりやすく答えていただきました。

次回は登り窯跡地にも見学に行きます。まだまだ調べてみたいことがたくさんあります。興味をもったことや「なぜ?」を大切にして、一人ひとりが学びを深めてほしいと思います。

2023年09月26日