2010年のスギ・ヒノキ科花粉飛散について(結果)
 前年秋の観察定点における雄花の着花状態から、2010年のスギ花粉総数を、県内測定施設の平均値として、平年値(最 近10年間の平均)2200個/cm2に対し、半分以下の700〜900個程度と予測しました。平年の半分としても症状発現には十分な数であり、また暖冬 少雨であれば飛散数も増加すると懸念しておりましたが、実際は逆に雨の日が非常に多く、また数度の降雪もあり、少な目の予測をさらに下回る約565個 /cm2の飛散数となりました。特に、例年と比べて中部や東部での飛散の抑制が著明でした。
 一方ヒノキですが、こちらもかなり少なく、4月末の時点で、県内測定施設の平均値として、平年値900個/cm2に対し約110個の総数でした


花粉情報インデックスページへ