2012年のスギ・ヒノキ花粉飛散について(結果)
 昨年秋の観察定点における雄花の着花状態から、今シーズンのスギ花粉飛散総数を、県内測定施設の平均値として、平年値 (最近10年間の平均)2,400個/cm2に対し、2,100個程度と予測しました。全測定施設の飛散総数の平均値は、ほぼ予測通りの2,110個 /cm2でした。相変わらず飛散数は地区による差が著明で、東部、特に光、柳井地区が多く、西部は少なく、両者の差は4倍以上でした。
  一方ヒノキは昨年(2,200個)の3割程度を予測していましたが、実測値は全測定施設の平均値として約350個/cm2でした。ヒノキの 花粉形成には飛散期直前の気候が影響するらしく、前年秋の花芽の数がそのまま花粉数に反映されるわけでもないため、ヒノキ花粉数の予測の難しさを痛感して います。


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