山中与幽人対酌 唐 李白
両人対酌山花開
(両人対酌すれば 山花開く)
一杯一杯復一杯
(一杯一杯 また一杯)
我酔欲眠卿且去
(我酔いて眠らんと欲す 卿 しばらく去れ)
明朝有意抱琴来
(明朝 意あらば 琴を抱きて来たれ)
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山中で隠者と酒を酌み交わす
我らふたりが酒を酌み交わせば 美しい花が咲く
ついつい我らは、一杯一杯、また一杯と杯を重ねた
「ああ、私はすっかり酔ってしまったよ、
眠くなったから、ひとまず帰ってくれないか?
そして、明日の朝、気が向いたなら、琴を抱いて来てくれ。」
今回は、「一杯一杯また一杯の漢詩を教えて欲しい」とのリクエストにお答えいたしました。 酒好きで自由奔放な李白の性格がとてもよく出ている詩ですね。 それにしても幽人とはよくいったもので、世捨て人、俗世から離れて静かに暮らしている人を指します。 ところで、友人と飲むだけ飲んで、自分は酔っぱらったからもう帰ってくれとは、普通言えないですよね、おまけに明日の朝、琴を持ってきて弾いてくれなど、なんて我侭。だけど、これが許される李白の性格、両者の友情はとても羨ましいと思うのです。 |