◆企画展「料亭菜香亭の襖の下貼りからみる明治の洋食」 開催


 平成23年2月11日(金・祝)〜4月3日(日)まで、大広間展示室において、企画展「料亭菜香亭の襖の下貼りからみる明治の洋食」 を開催しました。

 明治10年頃創業の料亭菜香亭では、明治20年7月1日に洋食堂を開設(現在の会議室)し、西洋料理も提供するようになりました。
 今回は、それにまつわる史料を展示し、明治時代の洋食文化の一端をご覧頂いてます。 
 昨年、料亭菜香亭の古い襖の表紙を剥がしたところ、下貼りから、明治22年頃から明治32年頃までの書がでてきました。 そこにはお客様が食事されたメニューが書かれており、中に洋食の品もありました。
 明治の洋食始めのころのメニューが分かるというのはとても珍しいことで、今回目玉として展示しています。
 また、洋食が日本に本格的に入ってきた幕末から明治33年までの洋食年表を作成しています。

 さらには、料亭菜香亭で明治時代から実際に使用されていたワイングラスと珈琲茶碗や、明治時代の地図4点と、当時の写真(パネル)も展示しています。
 洋食を食された方には、山口高等中学校の教頭だった隈本有尚がいます。夏目漱石「坊っちゃん」にでてくる正義感あふれる「山嵐」のモデルと言われています。
 その隈本先生の当時の論文も展示しています。
 他にも当時の礼服や、菜香亭で洋食を作った3代目主人斉藤泰一の史料を展示指定います。 中央には明治前期に出された西洋料理のレシピ本などを10点(コピー)置いています。