◆「菜香亭とその周辺にゆかりの文人の足跡を巡るツアー」を行いました。

山口市菜香亭では、6月5日午後1時より、探訪企画第2弾「菜香亭とその周辺にゆかりの文人の足跡を巡るツアー」を行いました。


 今回の講師は、山口県立大学で近代文学を担当されている加藤禎行先生。そして朗読のお手伝いをしていただいたのはフリーアナウンサーで菜香亭サポーターズでもある縄田恵さんです。縄田さんには文人のゆかりの地で、その地にまつわる文人の文章を朗読して頂きました。
まず山口市菜香亭で福田館長より文人と菜香亭の関係について話を聞いたあと、菜香亭を訪れた岡本一平と河東碧梧桐の掛け軸を拝見。そのあといよいよ探訪ツアーに出掛けました。

 まずは山頭火日記に出てくる野田神社を見学。次いで、国木田独歩の日記に出てくる松原写真館(現河村写真館)、西田幾多郎が住んでいた旧宅跡、嘉村磯多の「途上」や河上肇の「自叙伝」に出てくる旧制山口中学跡(現県立図書館)を巡りました。
今回は山頭火にならって参加していただいた方に俳句を詠んでもらいました。みなさん、句作は初めてのようで四苦八苦されてましたが、なかなか良いものができたようにおもいます。参加者の俳句はこのページの最後に紹介してます。  


参加者による俳句紹介

○井町健

・蛍棲む山頭火の道を歩く
・SLの汽笛に文人を偲ぶ


○さえ

・こぼれ話耳がダンボの磁石石
  岡本一平ちゃんへ(県庁マンは青い顔といっておられましたが)
・青くならず赤くなりそうこの陽差し
・よく歩き外郎食べたし店はなし
(おっと三隅勝栄堂発見?)
・昼寝中のホタルはどこにおるじゃろか
・もうすでに道はいいよ一平ちゃん
・新緑の一の坂川文士と歩く

○田中稔嗣

・バラス道音をたてて歩く道
・新緑に昔を思うツアー
・旧道を昔をしのび歩く道
・ホタルは昼寝してるだろう
・山頭火を思いうかべる水の音


○田中洋子

・菜香亭緑の中のたたずまい
・菜香亭入ったとたんにタイムスリップ
・菜香亭政人文人あこがれの場所
・文人の足跡ツアー菜香亭
・豊栄と野田の神様となり組
・山頭火トコトコ歩いて又一句
・新緑の赤い鳥居の八坂さま
・写真館レトロの中でハイポーズ
・パークロードお茶をのみのみひと休み

○西村佳子

・脇道に入りて山口の文人を偲ぶ
・桜橋柳橋をはじめて通る
・歩みをゆるめれば昭和の風が吹くような
・葉桜に守られてしばし文学談義

○詠み人知らず

・かげひなたさやかな風を歩いてる
・説明を聞いてわかりました
・ほーほーほたる来い!明かるいうちは無理だよね

○詠み人知らず

・一人一句嫌なんだろう参加者少なし
・山頭火当時の情景目に浮ぶ
・久しぶりこんなにゆっくり歩くのは

○詠み人知らず

・散策や杖を忘れてとりに行く
・文人の足跡たどる木陰にて
・清流や昼のほたるは草のかげ