◆第五回探訪研修会「大内文化と菜香亭界隈」

平成17年3月11日(土)午後1時より、第五回山口市菜香亭探訪研修会「大内文化と菜香亭界隈」を開催しました。

 お迎えした講師は、山口県立大学国際文化学部助教授伊藤幸司先生です。まず大広間にて、今回訪れる瑠璃光寺(元香積寺跡)や洞春寺(元国清寺)にゆかりの深い大内盛見という大名についてお話いただきました。盛見の事跡は一般にはあまり知られていませんが、応永の乱後の内紛を清算し、日朝禅林の交流を推し進めたりしています。

 そのあとは菜香亭を出て、雲谷庵〜瑠璃光寺〜洞春寺と巡りました。画像は、五重塔を背景に、満開の梅の香を味わいながら歩かれている参加者の姿です。国宝五重塔は大内盛見のときに、応永の乱で亡くなった兄義弘を弔うために建立が始まったといわれています。
 次いで洞春寺にある大内盛見の墓前を訪問。洞春寺は盛見の菩提寺国清寺があった場所です。傍らには盛見の頃に建立され、のち滋賀県の園城寺に移築された八角輪蔵の、礎石跡もあります。
 伊藤先生の説明は、難しい内容をわかりやすく話されていただいたのでよかったと大変好評でした。みなさん頭も体ものびのび使って満足の一日でした。