◆『料亭「祇園菜香亭」の漆器の世界』御案内

大広間下の間で料亭祇園菜香亭の所蔵品を8月から11月にかけて展示しました。祇園菜香亭で使用されていた漆器に焦点をあて、日本の伝統工芸を見つめる企画展です。

 料亭「祇園菜香亭」には、75種類・1661点の漆器が所蔵されていました。うち、膳は21種類463点、椀は24種類737点。料亭ならではの数です。主に輪島塗が使われていました。このたび、これらから、漆器のみを一同に会した初めての企画展を催しました。

 今回は膳14種、椀17種、大絵皿2種、ほか五重箱、盃、杯洗、三つ組台など計126点を展示しています。椀は花模様、鶴模様、あでやかな色模様。膳も牡丹模様菊模様など。目を楽しませてくれるものばかりです。古いものでは、お殿様から拝頂したとおもわれる江戸時代の盃があります。また、モダンな模様の膳や椀もあり、これだけの種類を揃えるところはさすが料亭祇園菜香亭とおもわせます。