シャシャンボの果実
長野八幡宮のシャシャンボ
59. 長野八幡宮のシャシャンボ

場所 山口市大内長野
    国道262号線で山口市大内または矢田で県道山口・鹿野線に
     入り、まもなく長野地区で右側の旧道沿いにある。


大きさ 0.90m(目通り)約5m(高さ)

種の概要
  ツツジ科・常緑低木〜小高木。中国、台湾から日本の琉球、九州、四国、本州(関東地方南部、東海道、石川県以西)に分布する。県内では日当たりのよい山野に普通に見られる。果実は液果で直経5mm程度で球形、秋期紫黒色に熟し、白い粉をかぶって甘酸っぽく食用となり、県内では(あかづら、しど、しゃしゃぶ、しゃしゃぼ)などの呼び名がある。牧野富太郎博士によるとシャシャンボは(小小ん坊)で実が丸く小さいことによるとされるが、(坊)は実が房状に着くので(房)の説もある。
由緒ほか
  寛治3年(1089)長野長者の平忠平が豊前国宇佐八幡宮から勧請建立したという。シャシャンボは安産の誕生石のそばにある。

長野八幡宮のシャシャンボ                        撮影2001.02
シャシャンボの果実

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