畳床の種類

ワラ床 昔ながらのワラを使った畳で、独特の感触、湿度の吸収・放湿・復元力などで優れていますが換気や長雨でカビやダニが発生することがあります。気密性の高い住宅では湿度の管理を特に注意しなくてはならなくなりました。
ワラサンドイッチ床 ワラの間にポリスチレンフォホームまたはインシュレーションボードなどをサンドイッチしたもの。
建材床 ワラを使わないで、ポリスチレンフォームや、木材のチップを蒸して圧縮したインシュレーションボードで構成されたタタミ床。ダニ・カビが繁殖しにくく、断熱性・防音性・耐久性などに優れている。
T型 インシュレーションボードだけを何層かに重ねたもので断熱・防音に優れています。
U型 ポリスチレンフォーム上にインシュレーションボードを重ね二層にしたもので、特にコンクリートのうえに直接敷く場合には一番よいタイプ。ワラの畳の半分くらいの重さで大掃除にたいへん助かる。
V型 ポリスチレンフォームをインシュレーションボードでサンドイッチにしたもの。
これもU型同様に軽い畳床。


どのタイプの畳床も高い湿度が続くとカビが生えることがありますので、湿度が高い季節には湿度を下げる工夫をしてください。(天気のいい日には乾いた風を通す・除湿機を使う・エアコンのドライ機能を使うなど)