斉藤一斉 | 坂田泥華 | 岡田裕 | 波多野善蔵 |
兼田三左衛門 | 厚東建信 | 坂高麗左衛門 | 廣瀬淡雅 |
松野龍司 | 納冨晋 | 時松泰礼 | 宇田川聖谷 |
広澤洋海 | 藤井左入 | 中村松堂 | 松尾藻風 |
茶人の間で「一楽二萩三唐津」とまで絶賛され、茶器の優なるものとされております。
今から380年前の慶長年間に、毛利輝元公に招かれて朝鮮より渡来した陶工、
李勺光・李敬兄弟が朝鮮の陶技をこの地に伝えました。
毛利公の城下萩には古くより陶業が盛んに行われていましたので、高麗焼の新しい技術と融合し
研究工夫が重ねられて、日本的な茶人好みの萩焼が焼かれるようになりました。
萩焼の特徴は手触り、口触りが柔らかく且つ又色調が変化する事であります。
永く使用する間に茶碗の表面の細かい「ひび」に茶渋が浸透して色変わりを呈し、
雅味が深くなり、いわゆる「萩の七化け」と言って大変喜ばれております。