宇部市議会だより

以下は代表質問の内容です。

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宇部市議会(18年12月)定例会議事録

代 表 質 問 (市 政 会)


      井 仁  議 員

順位第2番、高井仁君の登壇、発言を許します。高井仁君。
    〔30番 高井  仁 君 登壇〕
◆30番(高井仁君) おはようございます。市政会の高井仁です。本日は2つのことについて質問いたしたいと思います。
 まず最初の質問、第1でございますが、第66回国民体育大会が5年後の2011年、山口県において開催されることで、当市においてもその競技施設の準備が始められました。山口国体は2巡目で48年ぶりの開催であり、二井県知事が、国体の開催により培われたノウハウや人材、そして整備されたスポーツ施設等を本県の大切な財産として活用するなど、住み良さ日本一の元気な県づくりに寄与する大会にしたいと申されておりますが、全くそのとおりであり、今からその成功を祈るばかりであります。
 施設の整備、建設整備につきましても、この際景気よく、元気な宇部づくりといきたいところでございますが、一方、日本体育協会が2003年に定めた「新しい国民体育大会を求めて〜国体改革2003〜」によりますと、競技施設は既存施設の有効活用を基本とし、拡充もしくは新設する場合は、生涯スポーツ等の拠点として地域住民の幅広い活用の促進ができるものとあり、簡素化、効率化を行うこととなっております。
 また、当宇部市では、財政の健全化が大きな問題となっていることは御案内のとおりでございます。これらの諸条件を前提として、以下、次のことについて質問いたします。
 1、当宇部市において開催される国体の概要。
 2、準備を含めたその所要費用は。
 3、ソフトテニス競技のために中央公園テニスコートを大改造されるようでありますが、それにつきまして3つの質問をいたします。
 @、このための事業費とその内訳は。
A、大会終了後の使用見積もりと維持管理費は。
B、先ほど申した状況、条件をもとに、事業計画を再検討されることはありませんかでございます。

 質問の第2は、東岐波の波雁ケ浜海岸の防潮堤工事の件であります。
 御承知のとおり、平成11年の台風18号で高潮により大きな被害を受け、16年にもまた同様の被害が発生しました。このため、山口県では、現在の堤防を80センチかさ上げを行うことになったと聞いておりますが、いまだ本格的な工事は始まっておりません。これの計画の概要と進捗について、お尋ねしたいと思います。
 以上でございます。よろしくお願いします
◎市長(藤田忠夫君) 高井議員の御質問にお答えをいたします。
 御質問の第1、第66回国民体育大会の宇部市における開催についての第3点、中央公園テニスコートの整備事業について。
 アの所要事業費とその内訳はということでありますが、中央公園整備の総事業費は約25億円と見積もっており、その内訳としましては、本工事費は観客スタンドやインドア工を含めたテニスコート、園路や広場、10面分のナイター照明、管理棟、トイレなど、国体を開催するために必要となる施設の整備にかかわる工事費用を約20億円、用地補償費として用地買収及び建物補償にかかわる費用を約4億円、その他、測量・試験費や事務費を約1億円と見込んでおります。
 なお、本施設は老朽化が進み、改築要望の強い施設であり、国体にあわせて整備することにより国からの補助も可能となることから、工事の設計や監理監督等を委託しております都市再生機構と十分に協議を行いながら、国の補助事業や起債の交付税措置制度を最大限に活用して、市費負担分の軽減を図っていきたいと考えております。
 次に、イの大会終了後の使用見積もりと維持管理費はと、それから、ウの事業計画を再検討する気はないかということでありますが、関連がありますので一括して答弁させていただきます。
 本施設は、昭和36年に建設された古い施設であり、クレーコートの不陸等、老朽化が進んでおります。以前より宇部市体育協会からの整備要望の最優先施設であるとともに、競技団体からも人工芝コートの要望もあったため、今回、国体の開催にあわせて整備するものであります。一施設で国体規模の全国大会を開催するには、運営上20面以上の人工芝コートが必要とされており、また、より円滑な大会運営を考慮するとともに、全国規模の大会を誘致する上で優位な、22面以上の公設の施設を有する都市が全国で8カ所ありますので、これらと同程度の施設を確保することが可能となることから、インドアコート、センターコートを備えた22面のコートを整備することとしているところであります。
 今回の整備により、国体開催後も施設の優位性を発揮させ、県内大会を初め、全国規模の大会やプロ選手によるテニス教室などの誘致が可能となり、利用者の増加が見込めることから、本市の活性化につながるものと考えております。
 なお、テニスコートの維持管理経費として約1,600万円を考えておりますが、これは利用料収入で賄えるものと見込んでおります。
 次に、御質問の第2、岐波波雁ケ浜海岸の防潮堤工事の計画概要とその進捗状況はということでありますが、波雁ケ浜海岸の護岸工事につきましては、県の海岸高潮対策事業として実施されることとなっており、工事概要といたしましては、五反田川の河口周辺から植松川の河口部に至る、延長約1,400メートルの現在の護岸をコンクリートで被覆し、整備区間の大部分は約80センチメートル、植松川下流の局部的に低い箇所では約1メートル、護岸をかさ上げすることとなっております。
 また、進捗状況につきましては、平成16年度から調査、設計、地元調整などが行われ、平成19年4月ごろからの工事着手に向け、準備が進められているところであります。
 なお、工事の完成までにはおおむね5年かかると聞いておりますが、市といたしましては、早期完成に向け、引き続き県に要望してまいりたいと考えております。
 以上で、私の壇上の答弁を終わります。。
◎教育長(前田松敬君) 高井議員の御質問にお答えいたします。
 御質問の1、第66回国民体育大会の宇部市における開催について。
 第1点、その概要は。第2点、所要費用はどのぐらいか──概数についてでありますが、これらは関連がありますので、一括して答弁させていただきます。
 平成23年に開催される第66回国民体育大会において、本市では、正式競技であるソフトテニス全種目、ソフトボール少年男女、バレーボール少年男子にあわせ、公開競技である高等学校野球(硬式)のほかに、スポーツ行事としてスポーツチャンバラの実施が予定されております。
 また、競技開催に要する運営経費に関しましては、今後、県において諸費用の算定基礎が示されると聞いておりますので、動向を注視してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
◆ 30番(高井仁君) 質問いたします。
 中央公園テニスコートの整備についてでございますが、国体で20面以上、そしてやるのは22面。それから人工芝コートでないといけないのかどうか知りませんが、一般的にはすごくぜいたくなといいますか、そこまでやるのかというような気がいたします。いいにこしたことはないんですが、この件につきまして、現在の計画の妥当性とでもいいましょうか、その件についてひとつ御質問いたします。
◆ 教育部長(利重和彦君) お答えいたします。
 市長が壇上で答弁いたしましたとおり、国体施設整備にあわせ全面改修するものでございます。テニスコートを増設することにより、国体はもちろん、各種大会の競技運営を円滑化でき、そのことにより大規模大会の誘致に大きな優位性を発揮することになります。
 また、コートにおいても、砂入り人工芝が求められております。今後、本施設を宇部市のセールスポイントとして、各種大会やテニス教室等の開催により、利用者並びに来訪者の増加を図り、市の活性化につなげてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
◆ 30番(高井仁君) いいものをつくって市の活性化につなげたいという気持ちは、よくわかりました。
 次にですけども、先ほどの市長の説明によりますと、総事業費が25億円である。用地買収等で5億円、施設整備で20億円ということでございますが、少し細かくなりますけども、施設整備20億円の内容はどんなもんでしょう。簡単でいいですけど、御説明お願いします。
◆ 都市開発部長(西村博充君) 20億円の内訳についてということでございますが、観客スタンドを含むテニスコートの整備費は約7億2,000万円、基礎の整備を含めた園路及び広場の整備につきましては約4億5,000万円、ナイター設備にかかわる費用といたしまして約2億2,000万円、建築にかかわるものとして、インドア工が約4億1,000万円、管理棟が約1億8,000万円、トイレの整備が約2,000万円と見積もっております。
 以上でございます。
◆ 30番(高井仁君) 簡素化という意味で、また質問いたしますけれども、テニスコートがないと試合はできないわけですから、テニスコートを主体とした整備、これは観客スタンドを入れて今7億幾らと言われました。テニスコートは1面につきどのぐらいかかるものか、そのあたりのことも──私も過去、別のところでつくった経験がありますので、どのぐらいするものか、念のためお尋ねしたいと思います。
◆ 30番(高井仁君) 簡素化という意味で、また質問いたしますけれども、テニスコート──テニスコートがないと試合はできないわけですから、テニスコートを主体とした整備、これは観客スタンドを入れて今7億幾らと言われました。テニスコートは1面につきどのぐらいかかるものか、そのあたりのことも──私も過去、別のところでつくった経験がありますので、どのぐらいするものか、念のためお尋ねしたいと思います。
◆ 都市開発部長(西村博充君) 今、観客スタンドを含むテニスコートの整備費ということで7億2,000万とお答えしたんですが、その内訳、観客スタンドを除くテニスコートの整備費ということで、人工芝コートの舗装費用は全体では約2億9,700万円となります。コートの内、排水工やフェンス工などの費用は約2億5,000万円と見積もっておりますので、これらを合わせたテニスコートのみの全体の整備費用は約5億4,700万円となりまして、1面当たり単価にいたしますと、約2,500万でございます。


◆ 30番(高井仁君) 1面当たり2,500万円かかるというのは高いのか安いのかわかりませんけど、さっき申し上げました、私が別のところでやったのは、アスファルトのコートですと、フェンスを入れて1,000万で済んだような気がするんですが、よっぽどいいものをつくられるんだと思います。
 いずれにしましても、コートだけ、全部入れても7億幾らでちゃんとできると、これがいいかどうかということについては、またやりましょう。
 この際、テニスコートだけでなくて、クラブハウスも含めたひとつ社交場的な──社交場っていったら言い方悪いんですけど、皆が集まって、いわゆる市の活性化を図ろうとされておるようなのはわかるような気がします。
 続いてですが、先ほど国の補助事業、それから起債の交付税措置制度を最大限に活用するとありましたけれども、25億円のうち、実際、これは国の補助がたくさんあってのことでしょうが、宇部市の持ち出しというのはどのぐらいになるものでしょうか、お尋ねします。
◆ 都市開発部長(西村博充君) 現在の計画におきましては、総事業費約25億円のうち、補助対象事業費が約24億円になるといたしまして、一般財源として市から持ち出しとなる額は、先ほど申されました国からの補助金、それから交付税措置等がありますので、約4億円から5億円と見込んでおります。
 なお、先ほどから費用が高過ぎるのではとの御指摘もございましたし、現在の16面のテニスコートの改修だけにしてはとの御意見もございますが、16面のコートの改修だけでは国の補助金はいただけないこととなりますし、起債もできなくなりますので、観客スタンドや管理棟の改修等を考慮いたしますと、今回の整備に伴います、先ほど説明をいたしました一般財源として市からの持ち出しとなる額、約4億円から5億円を大きく超える持ち出しになるものと見込んでおりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
◆ 30番(高井仁君) 今わかりましたけれども、この際、国の補助を最大限利用してやった方が宇部市としては安くつくし、いいものができるということでございますね。はい、わかりました。
 先ほど、以後の管理費が1,600万と、こう言われましたけども、これだけの施設をつくって、それで大丈夫なんだろうかちゅうような気がするんですが、この点を少し細かく、出る方と入る方ですか、ひとつ御説明願いたいと思います。
◆ 教育部長(利重和彦君) お答えいたします。
 維持管理費につきましては、現在のテニスコートのもので約1,000万でございますが、新築いたしまして、コート数の増加等によりまして、電気、水道、それから人件費等の増加が予想されますので、約1,600万円と見込んでおります。
 また、利用料収入につきましては、インドアコートの整備により雨天時にも利用でき、またコート数もふえ、あわせて砂入り人工芝コートを採用することによって利用者の増加が図れるものと考えております。料金につきましては、新コート整備に伴い、県内テニスコートの料金等を参考にしながら利用料等の見直しを行うことにより、維持管理費は利用料収入で賄えるものと考えております。
 以上でございます。
◆ 30番(高井仁君) 今現在の古いもので1,000万円ぐらいかかると言われた。これはほとんど市の持ち出しになると思うんですが、これが新しくしたら600万ぐらい高くなるけれども、結果的に使用料で賄えると、そういう意味では黒字になるのかなというような気がいたします。
 この件について最後ですけど、先ほど私が市長に1番の3項、計画を検討するあれがあるのかということを言いましたけど、返事がなかったんですけど、先ほど、壇上から。この件について、市長さん御自身から、なんか御意見をひとつ聞きたいと思いますけど、どうでしょう。
◆ 市長(藤田忠夫君) 先ほど来、話が出ておりますように、何度か──もともとは国体の前からですが、今のテニスコートも前の国体のときのテニスコートでありますので、大変古くなっておりますんで、人工芝で──もう今よそも皆そうなっているから何とかならないかという話がずっと以前からありまして、それで体育協会からも最優先というような話もありました。で、そのうち国体をどうするかという話になりまして、国体をやるにはやっぱり人工芝にしなきゃいかぬと。そこで、どういうやり方をしようかということでいろいろ検討もしていただいたんですが、16面のままで人工芝にしますと、今のコートの改修になるわけでありますので、とても補助事業にのるようなものじゃないと。
 そうしますと、先ほどもありました、四、五億をはるかに超えるというような一般財源をつぎ込まなきゃいかぬということになりますので、国体までそういう多額の金を毎年相当つぎ込まないとできないわけでありますので、そうすると国体に対応できないんじゃないかということも危惧されまして、それで何とか補助事業でやって、さらにそのできたものを将来、地域の活性化につなげていくというような方法を何とかとれないものかということで検討を進めてまいったような次第であります。そういうことで、国の方からもいろいろ情報等を収集しまして、何とか補助事業にのせる手があるんじゃなかろうかということで、現在に至ったわけであります。
 したがって、国体をやろうと思いますと、どうもこの手しかないんじゃないかなというところまで詰めてきたような感じでありまして、ほかにも何かあるかもしれませんけど、一応ストーリーとしてはそういうことで、現在の計画を固めた次第であります。
 それで、そういうことで、財政的には何とかこれで国体を誘致できるものは整備できるというところまでは来て、事業も始まったわけでありますが、問題は、後の維持管理のお話がございました。むしろ、将来に向かって維持管理費の負担、それから人工芝ですから、芝の張りかえもいずれ出てくると思います。それがどこまで利用者の料金で賄えるかというのが、最大の問題であります。
 ただ、ここのところ、あれもだめ、これもだめで、要は縮み志向で何にもしない、誘致しないということになりますと、宇部市の活性化の手段というのがだんだんなくなってまいるわけでありますので、この際、国体もありますから、ぜひこれをやって、で、あと例えば利用者の料金につきましても、宇部市だけじゃなくて、もっと広域に考えて、よそからもお客さんに来てもらうような、そのような活気のあるテニスコートの利用の仕方というようなことを、これはむしろ使われるテニス協会の皆さんも含めて、一緒に考えていかなきゃいかぬだろうと思いますが、そういうことをやっていくのが、これからのまた財政の厳しい時代の事業の進め方じゃないかというような気もしておりまして、ぜひひとつテニス協会あるいはほかの方のお知恵も借りて、利用料金も、維持管理できるだけの利用料金が取れるように、これから頑張っていきたいと思っておるところであります。
 以上であります。ちょっと長くなりまして申しわけありません。
◆ 30番(高井仁君) 市長さんの単にテニスコートだけでなくて、縮み志向ではいけないという考えはよくわかりました。
 いずれにしましても、私も正直言いまして、この問題に取り組んだときは、こんな20億円もかけてという気がしたんです。ところが、いろいろと勉強なり、いろいろやってみますと、結局、宇部市の活性化のためにはええんじゃないかというような気がしております。しかも、5億円の投資で5倍の20億円の資本が蓄積できるということについては、逆に言うと、お金についてはプラスになるんじゃなかろうかという考えが現在しておりますし、いずれにしましても、国体をやっぱり立派にやらにゃいかぬ、これが第一目的、最終目的になると思いますが、そういう意味では、ある程度かけると言うたら言い方が悪いかもしれませんけど、投資をしないといけないんじゃないかなというような気がしております。この件についてはこれで終わります。
 2つ目の波雁ケ浜海岸の件でございますけども、御承知のとおり、11年の台風18号の被害で、やっと16年から調査、それから設計、調整が始められたわけですけども、そしてこの18年度の予算がついた。まだいろんな事情があるんでしょうけども、工事が始められていない。先ほど19年の4月から始まるんじゃなかろうかというふうに聞いておりますが、全体として先ほどありました1,400メートルの延長をやられるのに、18年度の予算でどの程度──5年間でやられるわけですが、どの程度、どの辺をやられるのか、手をつけられるのか。この辺について御説明いただきたいと思います。
◆ 30番(高井仁君) 市長さんの単にテニスコートだけでなくて、縮み志向ではいけないという考えはよくわかりました。
 いずれにしましても、私も正直言いまして、この問題に取り組んだときは、こんな20億円もかけてという気がしたんです。ところが、いろいろと勉強なり、いろいろやってみますと、結局、宇部市の活性化のためにはええんじゃないかというような気がしております。しかも、5億円の投資で5倍の25億円の資本が蓄積できるということについては、逆に言うと、お金についてはプラスになるんじゃなかろうかという考えが現在しておりますし、いずれにしましても、国体をやっぱり立派にやらにゃいかぬ、これが第一目的、最終目的になると思いますが、そういう意味では、ある程度かけると言うたら言い方が悪いかもしれませんけど、投資をしないといけないんじゃないかなというような気がしております。この件についてはこれで終わります。
 2つ目の波雁ケ浜海岸の件でございますけども、御承知のとおり、11年の台風18号の被害で、やっと16年から調査、それから設計、調整が始められたわけですけども、そしてこの18年度の予算がついた。まだいろんな事情があるんでしょうけども、工事が始められていない。先ほど19年の4月から始まるんじゃなかろうかというふうに聞いておりますが、全体として先ほどありました1,400メートルの延長をやられるのに、18年度の予算でどの程度──5年間でやられるわけですが、どの程度、どの辺をやられるのか、手をつけられるのか。この辺について御説明いただきたいと思います。
◆ 土木建築部長(蜑ョ清君) お答え申し上げます。
 来年の4月から工事に取りかかる場所並びに延長でございますけども、施工場所につきましては、駐車場の西側から五反田川に向けまして、道路沿いの護岸部を約350メートル施工されると県の方から聞いております。
 以上でございます。
◆ 30番(高井仁君) はい、わかりました。
 いずれにしましても、この件は何回も申し上げておるんですけど、平成11年の被害がまだこの時点において手をつけられぬ。それは地元調整、漁業組合等いろいろあったんだろうと思いますけども、いずれにしましても、住民は、あの防波堤の直近には120軒ぐらいあるんですね。潮が越えたら被害を受けるのが、120軒あります。ざっと数えてみました。この人たちは、理由はどうあろうと、早いこと何とかしてくれえやと。安全・安心な生活がしたいと。18年は何とかうまく台風が来なかったが、19年はどうなるかわからないと。そういうのが現状でございますので、引き続き市長、各課も担当者任せにせず、県の方へ直接かけ合って、この工事が早く始められて、早く終わるように、ひとつ御努力をお願いしたいというふうに思っております。
 私の質問はこれで全部終わります。ありがとうございました。


○副議長(田中敏弘君) 以上で、高井仁君の質問は終わりました


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