更新日:2012年02月29日

データのバックアップを取っていますか。

ソフトウェアの保守において、データのバックアップはとても大事です。
いや、本当に大事なのは、あなたの業務に必要な情報が蓄積されたデータです。

このたびの東北大震災では、多くのコンピュータが地震や津波のためにダメージを
受けたようです。このような場合、データのバックアップを取っていなかったり、
バックアップメディアを近くに保管していて一緒に被害を受けたりすると、
復旧はより大変になります。

昔は、紙の帳票や、大きなリールテープでバックアップを取っていました。
保管場所が広く必要で、大変でした。
今はコンパクトで大容量のバックアップメディアがたくさんあります。
でも、USBメモリーに長期保存するのは避けた方がよいようです。

そんな中で、ある程度大量のデータでも、1本のメディアで保存できるのがDDSテープです。
8mmビデオより少し大きいぐらいの大きさで、1本に120GBytesやそれ以上のデータを格納する事ができます。
追記したり、消去して再使用することもできます。
ただし、メディアも、テープデッキもちょっと値段がしますが。

バックアップを取る際の1つの問題点が、処理時間です。
大容量のHDDが安価で購入できるようになっていくにつれてどんどんデータは膨大になり、
バックアップに必要な時間も増加してきました。
バックアップ作業はコンピュータアクセスの少ない夜間におこなうことが多いですが、
時間がかかって、明け方始業時刻前ぎりぎりまでかかったりします。

すでにDDSテープをお使いの方で、
「最近DDSでのバックアップに時間がかかるなあ。データが多くなったからかなあ。」
と思っているあなた、時間がかかるのはデータ量のせいだけではないかも知れませんよ。
かつて保守業務を担当していた際に、デッキをクリーニングすると、
思いのほかバックアップ時間が短縮されることがありました。
今度、試してみませんか。

山口市内のDDSユーザの方にはさらにお得な情報があります。こちらもご覧ください。

投稿者 tips-com : 2012 有限会社ティプス・コムプリートへのお問合せはこちら