2003/8/10 ぷちチキチキバンバン「サマーナイトパーティー」 ライブレポート

場所:Major 7th(宇部市)
日時:2003/8/10 19:00〜
演奏曲目:1.Just Moment 2.バナナボート 3.LOVE SONG 〜奏でよラブ・ストーリー〜 4.ヘイ・ヘイ・ヘイ 〜甘い誘惑の詩(うた)〜 5.Passing Away
出演バンド:BSG、M・TRIP、KOTOBUKI

チキバン坂本氏と大西書店が電話で話をしていました。8月7日の祭りライブの打合せのついでに、8月10日にライブ出来るところがないかたずねてみました。 ······7月22日、坂本氏から会場がメジャーセブンスで出来るという件がバナナの練習の日に決定、思わぬ知らせに喜びの唸りを上げるメンバー諸君。おまえらは最高だよー。ぢゃーがんばろう!!!

というわけであっという間に10日になったのです。かんじのいいマスター、そして木目に囲まれた洒落た空間。みるからにブルースなんか聞こえてくるような素敵なお店でした。

坂本さんの進行のもと、サウンドチェック、リハーサルを経ていよいよ19時まであとわずか。そして19時30分、しょっぱなはわれわれバナナなのでした。 なんと我がバナナレジェンド、チキバン関係で出るのは実は初めてだったのですよ。もう坂本さんとは4年近くの付き合いとなるのに···ですよ!!
「ではバナナレジェンドです。よろしくお願いしマ――――スッ!!」 坂本氏の司会のもと、バナナ活動開始!!

BANANAライブ 「サッサ目指すはあの波乱万丈!!」のリュウのリフレインで始まるナンバー「JUST MOMENT」。遊のドラムバランスも最適。ムーディーに奏でるためZOUソロ、そしていつもクールなHITOMI、そんなの知るか!の大西書店。それぞれの個性が重なり会場をバナナ色一色にそめあげた。

そしてためZOUの命と言うべき曲「バナナボート」。自分の作った曲だけあって意気揚揚と弾きあげるためZOU。そうだ、君の世界観でオーディエンスを果てしない海原へ導いてくれ!

BANANAライブ 「世界中の恋人たちに贈ります」でお決まりの「ラブソング」。その日はカップルで来てる人はいなかったのですが、ぜひこの気持ちはいつまでも忘れないでほしいものです。「暑い夏には熱い恋人達の笑顔が似合う」と私は感じております。今年こそは私も恋に生きよう(無理かな?)

BANANAライブ そしてバナナの唯一のロックナンバー「ヘイ・ヘイ・ヘイ」。シンプルながら遊のスプラッシュシンバルがなかなかの味を出してる素敵な曲なのです。金が無いのにシンバルには命をかける男の魂、とくと聞けー!! ためZOUのオーソドックなピアノアンサンブルとHITOMIの絶妙な絡みも聞ける親しみやすいナンバーだと思いますよ。

そしてラスト。バナナのデビュー曲のひとつ「PASSING AWAY」。リュウの早口ボーカルが聞ける貴重な曲です。いわゆる「夜遊び」の曲です。遊のノリのいいドラムにHITOMIのシンプルなベースが加わってライブもいよいよクライマックス。リュウのボーカルにも一段とデットヒートといった感じです。終盤、ためZOUの怪しいキーボードソロがまた夜のネオンを想像させます。さすがバナナ一の「晩酌大好き男」だけあります。こういうのは得意なのでしょう。見事決めてくれました!!

そして坂本さんの締めくくりにより、見事ライブを終了。良かった。やれて本当に良かった。喜びでいっぱいの大西書店。坂本さんに心から感謝の気持ちでいっぱいでした。そして、KOTOBUKIの友田さん、見ててくれましたかー?!

  

今回のライブはある意味、メンバーの知らないところでいろいろな意思が動いていたのです。
KOTOBUKIのリーダー友田さんと大西書店は出会って7年経ちます。それからリュウと大西書店と一回限り企画バンドをやった事もあります。それからリュウと大西書店は彼を「心の師匠」と思うようになりました。彼の作曲センス、ライブパフォーマンス、色々と魅せられました。 それからバナナレジェンドを組むきっかけとなった人も友田さんでした。前のバンドをしていたとき飲みの席で、「おまえ他にやりたいことがあるんちゃうんか?」と聞かれたとき「俺も自分のバンドしてー。ギターひきてエー」と思ったのでした。その当時友達が「THE AUGGUY」なるバンドを組んでいて丁度、意思が揺らいでいた時期でした。 その言葉を聞いて吹っ切れたのか、前のバンドを脱退。‘99年8月15日、小倉に行きレスポールを買い、9月にはボーカルを見事ゲット。これがバナナレジェンドの始まりでした。

友田さん
KOTOBUKIのリーダー
友田さん

坂本さん
ライブを企画してくれた
チキバン坂本さん

そして坂本さんはその後‘99年秋にログハウスではじめての出会い。インパクトのある人でびっくり。それから数年後、弾き語りで一緒に施設や祭りを行脚、いろんな信頼関係のもとライブとは違った楽しみ方を教えてくれた人でした。

この夜はそんな僕を育ててくれた二人が、同時にいるライブだったのです。 まだまだ未熟だけど僕には一緒に演奏してくれる自慢のメンバーがこんなにいる。それを尊敬する人に見てほしかったという想いもありました。 どんな目で移ったのかは僕はわかりませんが、この「サマーナイトパーティー」を通じて、再会できたいろいろな人達を大切にして、またこれからも感動を追及していくことを誓います!! どんなかたちでもライブは楽しい。それをたくさんの人達に伝えて行けたら最高です。 みんなー。今度はまた違った形で会いましょう!!

ありがとう  また見てね―!!!

(レポート/大西書店)


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