食中毒について(管理栄養士のYさんより)
1.食中毒とは
2.食中毒の分類
3.食中毒予防の三原則
4.基本的な手洗い
1.食中毒とは
 食中毒とは、たくさんの食中毒菌、または、そこで産生された毒素がついた食品や、有毒・有害な化学物質が含まれている食品を食べることによって健康が損なわれることをいいます。

 多くは胃腸障害(腹痛、下痢、おう吐)を起こしますが、人から人へと感染することはありません。

 症状のあらわれ方は、食べてから直ちに発症するもの、ある時間を経過して発症するもの、さらにはある原因物質を長期間とり続けることによって起こる慢性的なものなどさまざまです。 
2.食中毒の分類
食中毒 細菌性食中毒 感染型 サルモネラ ネズミ、ゴキブリ、畜肉等
腸炎ビブリオ 生鮮魚介類
カンピロバクター ニワトリ、ブタ
エルシニア 動物の腸管
毒素型 黄色ブドウ球菌 手指の化膿巣
ボツリヌス菌 土壌
ウエルシュ菌 人、動物の腸管
その他 病原大腸菌 人、動物の腸管
セレウス菌 土壌
自然毒食中毒 動物性 ふぐ毒、貝毒(ホタテ、イガイ)など
植物性 毒キノコ、ジャガイモの芽など
カビ毒 アフラトキシン
科学性食中毒 有毒物質の食品への混入 PCB、農薬、ヒ素、メチル水銀
食品より生成した有害性物質 油脂の酸敗
その他 アレルビー様食中毒 ヒスタミン
3.食中毒予防の三原則
清潔 細菌をつけない
迅速 細菌を増やさない
温度管理 冷却または加熱 : 細菌を増やさないまたは殺す
4.基本的な手洗い
食品衛生は、「手洗いに始まり、手洗いに終わる」と言われております。
 手指を清潔に保つことが基本となります。
爪を切る。時計・ブレスレット等を外す。
石けんで洗う=>水ですすぐ=>消毒薬で消毒する=>水ですすぐ=>清潔なタオルでふく
消毒薬について
消毒用エタノール(エチルアルコール)の使い方
市販の消毒用エタノールは、70〜80%の濃度のものがあります。
手が濡れていると手の表面で希釈され消毒効果が期待できなくなります。水気をきれいなタオルで拭き取った後、手に良くつけ擦り込み、自然乾燥させ、水ですすぐ必要はありません。