北海道旅行記2
3日目
 
 朝の光でさわやかな起床。
 さっそく近くのコンビニにトイレ&朝ご飯調達に向かう。
コンビ二の駐車場で朝ご飯タイム♪買ってきたスポーツ新聞を読みながら今日の予定を話し合う・・・いきなり真剣に新聞を見る私。
友人「どうしたん?」私「あ、当たってる!」
昨日買っておいた午後の分の馬券をチェックしていたのだが、なんと万馬券が的中!その他にも好配当がいくつか当たっていたのだ。
結局5万円ほどのプラスである。朝からこんなにいいことあるとは!
 よって今日の目的地を新潟に決定。競馬場に行って換金するのをメインとした。
浮かれ気分で石川から富山に入る我々。しかし事件は起こった。
 信号で停車。すると突然ドーンドーンという音とともに衝撃が!?
なんと信号待ちで追突されてしまったのだ。後ろの車を見るとペシャンコである。
この旅もここで終わりか?いそいで車を降りおそるおそる我々の車を確認すると、
後ろのバンパーとハッチに付いてる予備タイヤが傷ついただけであった。
不幸中の幸い、後ろの車が追突され我々は玉突き事故の先頭だったためダメージは少なかったのだ。
 とりあえず車を近くの空き地に止め警察を呼び事故処理をしてもらう。
だが我々はここがどこか分からない。他の人もよく分からないみたいだ。
近くの信号についている地名を確認しなんとか警察に説明したが、なかなかやってこない。おり悪く雨も降り出してきており、だんだん強くなってきていた。
 結局警察が来たのは1時間くらい後のことだった。
警察の人「今日は事故が多くて」などと言われてしまう。
それぞれ個別に事情聴取される。私は要領よく事故処理車両の中に入って聴取を受ける。いろいろ聞かれ答えるがすらすらと書かれる。事務的だなー。その方が楽だが・・
外を見ると皆、傘をさしているもののずぶ濡れである。
結局出発できたのは事故より2時間以上後のことだった。
 途中富山のショッピングセンターのフードコートで食事するものの惨敗。
気力も衰えてきた。そこで高速道に乗ったのだが雨は降っているし、経験したことの無い1車線ずつの対面通行のためスピードも出せない。
海沿いを走るこの道は絶景続きで晴れていたらさぞかし綺麗なんだろう。
 そんなこんなで新潟に着いた時には5時をまわっていた。競馬場はもう閉まっている
さらに明日は火曜のため営業していない。換金は北海道に持ち越されることとなった。
 気を取り直し新潟市中心部のビジネスホテルに宿を取り、雨も収まってきていたので
街に食事にでる。新潟といえばやはりお米だろう。そう考えた私たちは街中を探しまわるが、良さげな店が見つからない。
 結局丼物の店を見つけ私は親子丼、友人はカツ丼を頼む。
運ばれてきた丼のふたを取った時我々は一瞬絶句した。
友人のカツ丼に卵がかかっていない!?まさか入れ忘れ?そんなバカな?
疑問はすぐに解けた、そうこれが噂のソースカツ丼だったのだ!
友人によるとかなり美味かったらしい。しかしビックリしたぞ。
 宿に帰り明日の予定を話し合う。明日は秋田まで行けるかな?
今日みたいな事件が起こらなければいいのだが・・・・
明日のことを考え早めに就寝。
 雨がまた降り出していた。